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業界交差点

この人に聞きたい:第658回
(週刊冷食タイムス:18/10/16号)

調理機器の自社開発強化

(株)エフ・エム・アイ 代表取締役副社長  松野 敦氏

(まつの・あつし)神戸商船大(現・神戸大)卒後、トーホー入社。コーヒー部長、MD部長などを務めた。執行役員マーケティング本部企画室長を経て、今年2月1日付で現職。佐賀市出身。1957年5月生まれ、61歳。

食品メーカーにもアプローチ

 トーホー傘下の調理機器等輸入・製造・販売企業。木本武雄社長と共に代表取締役を務める松野敦副社長は「開発力を強化する」と方針を示す。

 ――エフ・エム・アイは上場をめざしていたはず。
 松野 従来からIPO(株式上場)はひとつの目標でした。しかしトーホーグループ入り後、その前に取り組むべき課題も見えてきました。現状の売上高は66億円強ですが、100億円企業をめざします。創業者・社長の木本武雄は「現場ファースト、従業員ファースト」と言っています。従業員の処遇、組織、職場環境の充実も図っていきます。

 ――トーホーグループに入り、良い面は?
 松野 トーホーは業務用食品販売をはじめ、業務支援システム、品質・衛生管理、店舗内装デザイン設計・施工等の機能提供に加え、エフ・エム・アイをグループ化したことで、業務用調理機器、コーヒーマシン、製菓機器等を取り扱い、外食ビジネスをトータル支援する体制が整いました。企業理念に「食を通して社会に貢献する」を掲げるトーホーと、「食文化への貢献」を掲げるエフ・エム・アイはバックボーンが共通し、馴染みやすかったといえます。

 ――業績面でのシナジーはどうか。
 松野 メーカーからエンドユーザーまで接点が増えています。トーホー効果で、食材を起点に引き合いをいただくケースも出ています。グループ入り後の増収効果はこれから徐々に高まる見込みです。

 食品メーカーの商品開発担当者をテストキッチンに招きデモンストレーションすると、「調理機器でこんなこともできるのか」と目から鱗の様子です。UNOX(スチコン)でハード系のパンもおいしく焼けるのをご存知ですか。

 ――そんなことができる?
 松野 ユーザーが発見した使い方で、パンが焼けるのです。UNOXのイタリア本社の人さえ知らず、驚いていました。このように調理機器を使い切れていないのです。機械のバリュー(価値)を求めるユーザーに、様々な使い方を伝えていきます。

 ――輸入機器が中心だが。
 松野 近年は国産で優れた機器が出てきました。当社は国産での自社開発の取り組みも進めます。その中で、IoTやAI(人工知能)、ロボット技術の導入を図る考えです。ハード(機器)にソフト(使い方)をプラスし、CVSベンダーや食品メーカーにもアプローチし販路を広げていきます。

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