すぐできる豚汁の具(ニチロ)
2007年12月11日| コメント (1) | トラックバック (0)
5回目は、【ニチロ】すぐできる豚汁の具を買って、作って、食べてみました。
「水産タイムズ社編集部も飛入り参加」
ニチロの冷凍食品「豚汁の具」はさといも、大根、豚肉、にんじん、白ねぎ、ごぼう、油揚げが食べやすくカットされて1袋250g入り、だしと好みのみそを加えて手軽に豚汁が出来るというものです。
これだけの具の下ごしらえは確かに手間がかかりますよねぇ。ごぼうは切って水にさらしてあく抜きしなければならないし、さといもはもっと大変。かゆくなるのをがまんしながら、皮を剥いて、一度ゆでこぼして、なんてやるのはホントにめんどうです。
もちろんゼロからとりかかって、家族のために頑張ったという自己満足は得られますけどね。
調理例にあるメニュー1の豚汁を作ってみました。
今回は煮干のだしにしたので、水から煮干を入れて、沸とうしてからしばらくコトコト。
そこへ凍ったままの具をいれました。
当たり前かも知れないけど、あくが出てくるところが、インスタントじゃないぞ、ホントに素材そのものから調理してるんだゾという感じでうれしくなります。
しばらく煮て具が柔らかくなったかなというところで、みそを加えました。
パッケージの作り方はこうです。
でも、“さらに煮る”ってどの位? みそを入れてからは、ひと煮立ちで、長く煮ないというのが和食の常識だと思うのですが・・・。
また、右上の「再沸とう後、6分以上煮ると具材に火が入ります。」という表示ですが、「最初の沸とう」がどの時点か記載がないので、“再沸とう”の意味がはっきりしません。
料理経験が豊富なら適当にできますが、若い方や料理の苦手な方たちにもおいしく食べていただきたいですからね、わかりやすい基本的な調理法として以下のようにしてはいかがでしょうか?
「鍋でだし汁を沸とうさせ、凍ったままの豚汁の具を加えて煮、あくが出たらすくいます。再沸とう後、約6分位煮て具材に火が通ったら、みそを加えて味を調え、ひと煮立ちして火を止めます」
さて、肝心の出来具合はというと、味はだしとみそ次第ですが、どの野菜もなかなかいいですね。
冷凍野菜にありがちなベチャベチャもしくはスジスジ感がないし、豚肉も「生肉を使ったと思った」という若い女性記者もいました。
ゴボウは香りがあるし、さといもは、小さく可愛いまん丸でとても食べやすい。さといもは煮すぎると溶けてしまうので、要注意ですよ。
ここでは豆腐を入れ、最後に刻みネギを散らしましたが、キムチを加えてキムチ豚汁にしたり、調理例にあるように、うどんや餅を入れれば立派な1食になります。
みそも自分でお好みのものを入れるということで、「みそもだし汁もついていなくて結構」と思うのは料理大好き派。
でも、手間をかけずに簡単に1人前でも出来るのが冷凍食品の長所だと考えると、具が半分ずつに小分けされ、だし入りみそも2袋ついていたら便利という声が聞こえてきそうな気がするのですが・・・。
ただし、その場合のだしは絶対本物を。本格だしを使えるのが冷凍食品の良さだと思います。
これから寒くなります。家族揃っての食事、一人暮らしの食事、主婦の昼食、受験生の夜食・・・いろいろなシチュエーションで、“あつあつ”、“フーフー”の笑顔が想像できます。
大丸ピーコック グランパーク田町店で258円。
なおさん
「洋風も意外にイケル!」
毎日寒い日が続いていますね。
今インフルエンザが猛威を奮っているとか。
我が家の主人は先日風邪を引いてしまい(普通の風邪でしたが)、食欲がないと申しまして、何を作ったら食べてもらえるかな?と思い、冷凍庫からニチロのすぐできる豚汁の具を出してきました。
ふと思いたったのが・・・
洋風豚汁!
6分煮立たせたら味噌を大さじ2入れ、残りの200CCは牛乳を入れました。
仕上げに白髪ネギとコクを出す為のバターをひとかけ。
主人は「これなら食べられそう」と言って、あっと言う間に全部食べてくれました。
「複雑な味でバターのコクが出てとても美味しい」と。
次の日風邪がすっかり治ってしまいました。
普通に豚汁として頂いても具も程よい大きさで、だし汁と味噌を加えるだけで、味噌やだしの濃さも自分で調節出来るのが良いですね。
豚汁といってもアレンジ出来るのでこれからも色々挑戦したいです。
オリンピック千葉桜木店にて276円でした。
きょうこさん
「丹沢登山」
11月初め、木の伐採のボランティア仲間と丹沢の不老山に登って来ました。
1000メートルにも満たない山なので、登山というよりはハイキングみたいなものですが、祭日だったにもかかわらず、出会ったハイカーはたったの4組。
静かな広葉樹の森を抜け、頂上にたどり着くと目の前に富士の雄姿が疲れきった我々を迎えてくれ、手前のすすきの群と調和してその景色の素晴らしさに感動!
お腹がすいたのも忘れる位しばし見入っていました。
その日の昼食はおにぎりと前夜遅くまでかかって作った豚汁。
早速ガスバーナーに火をつけ、豚汁を温めてしばしの休憩。かたわらを通り過ぎていくハイカー達が羨ましそうな視線を送るのに、多少優越感を感じながらの昼食でした。
しかし、今回のニチロの「豚汁の具」をもっと早く知っていれば忙しい思いをしなくて済んだのに・・・
次回の山登りには是非持参したいと思っています。
さて、私はかぼちゃとしめじを追加して、
ほうとう風味噌煮込みうどんにアレンジ。
イトーヨーカ堂立場店で半額セールをやっていたので219円で購入しました。
みゆきさん
「カレー力うどん」
現在もライター稼業で生活している私ですが、以前は特に格闘系の記事を専門に書いておりました。その関係でわが家のホームパーティには男女を問わず屈強な面々が集まることが多いのです。
どんなに忙しくても月に最低1回は集まるのですが、食べる量がすごいすごい。例えば10人集まったとしたら通常の50人前以上の量と思われる料理がきれいになくなるのですよ・・・。
大食いの逸話を聞いていると、それだけで満腹感を感じるほど。だから時に予定していた料理だけではなんとなく足りない雰囲気かなあ、やっぱり〆に何か炭水化物が必要かなあと、冷蔵庫をごそごそすることもしばしばあります。
先日は韓国料理を作っておもてなし。しかし作れども作れどもお皿はいとも簡単にカラになっていきます。たしか前の週末作ったカレーが冷凍庫に残っていたので、カレーうどん
でも作ってみようかと聞いてみたところ賛成の大合唱。
カレー力うどんにアレンジ。
そこでニチロの「豚汁の具」を乾麺のうどんと一緒にだし汁で茹でます。
そこにお醤油を大さじ2杯くらいいれて薄く和風味をつけ、解凍したカレーのルーを足します。
私はとろっとしたルーとうどんが絡まるようなカレーうどんが好きなので、ルーはちょっと多めに。
ニチロの「豚汁の具」は、さといも・大根・豚肉・にんじん・白ねぎ・ごぼう・油揚げがカットされて入っており、本当に軽く煮込むだけでよく、とても楽ですね。
袋を開けた時ごぼうの良い香りが印象的です。自分で作る豚汁は具を結構大きめに作ってしまう方なので、私としては具のサイズがすこぉーし小さいかなあ。
カレーうどんにはちょうどいい感じ。焼いたお餅を乗せてできあがり。
あっという間にできたカレーうどんはおかげさまで大変好評でした。
後日「豚汁の具」を使って炊飯器で簡単炊き込みごはん、を作りました。
炊きあがりに焼いた鮭をほぐしたものと細かく切った三つ葉を混ぜてできあがり。
これも美味しかったけど、カメラが壊れて写真がありません!!ごめんなさい。
しっかし、あれだけ飲み食いした後で・・・酒量がまたすごい・・・。あのけんちんカレー力うどんをたいらげる人達。
最後に風邪をひいたのが何時か忘れたとか、コートは持っていないとか、薬を飲んだことないとか本当に健康そう。やはり食は生命力なのでしょうか。
西友浅草店で268円でした。
メーカーのコメント
7種類の具材(さといも・大根・豚肉・にんじん・白ねぎ・ごぼう・油揚げ)が配合され、食べやすい大きさにカットしました。
豚肉も入っているので、だし汁に商品の具材を入れて味噌を溶くだけで簡単に豚汁ができあがります。
下ごしらえの手間もかからず便利な一品です。
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ニチロさんの豚汁の具は時々利用していますが、今回の皆さんの応用編を読んで、こういうのもいいなと思いました。主催者の料理法はさすがに正統派、やはり基本を抑えないとね。なおさんの洋風豚汁は寒さで身体が冷え切った昼夜食によさそう。もしかしたら癖になるような予感もあるなあ。きょうこさん、不老山って名前が生かすねえ。(60過ぎてるので)山の報告ももう少し読みたかった。できたら今度行ってみようかなと思ってる。みゆきさん、若い人がおいしそうにたくさん食べる姿って爽快だよね。カレーうどんに使うというのはグッドアイデア。それにしても、最後のメーカーの一言、面白くないね。これまでのメーカーに共通してるけど、無難すぎて泣けちゃう。もう少し魅力アピールしてもいいんじゃない。
投稿者 味平 :2007年12月27日 10:16