■「シーフードエキスポ・グローバル2024」視察セミナーのご案内
水産タイムズ社は約5年ぶりに海外視察セミナーを実施します。2024年度の第1弾はスペイン・バルセロナで4月開催される「Seafood Expo Global 2024」です。世界3大水産見本市の1つとされる欧州最大の水産専門見本市です。世界中から鮮魚・魚介類をはじめ水産加工品、寿司などが一堂に集結し、見ごたえは十分です。
今回のツアーではバルセロナだけでなく、美食の街として知られ、世界中から多くの視察研修者が訪れるサン・セバスチャンを訪問します。各現地では市民の台所である生鮮市場や地元で有名なスーパー・小売りの食品売場も視察します。
世界の水産業や水産加工品の最新動向に触れ、「欧州への輸出の可能性」や「新商品開発のヒント」を探る格好の機会としてご活用ください。
関係深い各位のご参加をお待ち申し上げます。
株式会社水産タイムズ社
代表取締役社長 佐藤巳喜夫
■視察のポイント
バルセロナ シーフードエキスポ・グローバル2024
スペイン・バルセロナで4月23〜25日開催される世界最大級の水産物見本市です。会場をこれまでのベルギー・ブリュッセルからバルセロナに移転して3度目の開催となります。
例年150カ国からバイヤー、サプライヤーら水産関係者が訪れます。前回(23年)の出展企業数は87カ国・2078社、来場者数は約3万3000人でした。世界の経済活動が正常化に戻りつつある今回はより多くの出展社・来場者が見込まれます。
会期中はジャパンパビリオン(JETRO)が設置され、多くの日本企業も出展する予定です。
バルセロナ 視察予定 生鮮市場・小売店
スペインはEU最大の漁業国です。今回はバルセロナ最大の「サンジュゼップ市場」を視察します。この市場は1200年代が起源と言われる歴史のある市場です。約2500㎡の敷地に数百店舗が軒を連ね、市民の台所として毎日賑わいを見せています。店先には鮮魚や精肉、野菜などが所狭しと並びます。スペインの地中海沿岸はクロマグロの畜養が盛んで、市場にはマグロ専門店やマグロを使った地中海料理のレストランなどがあり、地元ならではの食べ方、メニューを学ぶことができます。
このほか、老舗デパート「エル・コルテ・イングレス」の地下1階に広がる食品売場も視察します。独特の対面販売を体験できます。
バルセロナ市内の名所視察といえば「サグラダファミリア」。観光客で混雑していますが、今回の視察では予約入場券を確保します。
ビルバオ 視察予定 小売店
ビルバオでは大型スーパーの「メルカドーナ」を視察します。同店は鮮魚が充実しており、冷凍のフィッシュデリ(惣菜)の種類やパック寿司にどのようなネタが使われているかなどを学べます。鮮度維持と包材削減を目的とした魚のスキンパックは欧州ならではの取り組みです。
サン・セバスチャン 視察予定 生鮮市場・小売店
サン・セバスチャンはミシュラン星を獲得したレストランが多いことで有名です。それを支える「ブレチャ市場」を視察します。新鮮なマグロやタコ、アンチョビ、メルルーサなどが棚に並び、バスク地方ならではの珍しい食材も見ることができます。
さらに、サン・セバスチャンでは「バスク美食倶楽部」の主宰者で、現地で食のコーディネータとして活躍する山口純子さんによる特別セミナーを開催。美食の街の所以やミシュラン星獲得のレストランが多い理由、ピンチョス(小皿料理)のトレンドなどについて解説します。
夕方はバル巡りでスペイン料理を代表するピンチョスを実際に味わえば、新たな商品(メニュー)開発のヒントが得られることになります。
その他
参加者それぞれの視察テーマを掘り下げるため、自由行動時間を設けます。バルセロナ市内ではラーメン、寿司、天ぷらなどの和食が人気のようです。和食レストランの研究や日本食材の販売店の視察機会などにご活用ください。
※コロナ禍からの経済回復、ウクライナ危機等の影響により各航空会社の便数が大幅に減少していることに加え、海外旅行需要の回復で、欧州ではホテル事情、フライト事情ともに非常にタイトな状態が続いております。
宿泊先や航空会社からは相当早めの予約手続きの完了を求められています。したがって、本視察セミナーの参加申し込み締め切りが「12月上旬」とかなり早くなっておりますことをご理解ください。なお、諸事情により内容を一部変更することがあります。
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