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今週の一本

●選りすぐりのかまぼこ集結  井出万寿男、松田陽平 (週刊水産タイムス:19/03/11号)

全かま、展示試食会にぎわう

約820品がずらり

 全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会・全国水産煉製品協会(全かま連、下村全宏会長)は、第71回全国蒲鉾品評会(後援‥農林水産省)の展示試食会を8日、東京海洋大学・品川キャンパス(東京都港区)で開催した。全国から選りすぐりのかまぼこが集結。会員企業をはじめ、流通業界、食品メーカー、研究機関などから約700人が会場に足を運んだ。

全国から約820品のかまぼこが
試食展示会に出品された
 展示品数は、板かまぼこ、ちくわ、笹かまぼこ、はんぺん、伊達巻、揚げかまぼこ、カニ風味かまぼこ、珍味かまぼこ、かまぼこのアート(細工かまぼこ)など約820品で前回(800品)よりやや増えた。日本各地のかまぼこ・水産ねり製品が地域別に展示され、多様性と奥深さ、かまぼこの美味しさをアピールした。

 最近はチョコレートや果汁を魚肉に練り込んだものやチーズケーキ風など、スイーツ系の新商品が目立っているが、今回は「奇をてらわず、原料や種物、製法にこだわり、製品そのものの美味しさを前面に出す本物志向が感じられた」と下村会長。

 そうした中でも食のトレンドに敏感に反応した新製品や、新たな素材に着目した新感覚のかまぼこ、インスタ映えを狙ったものなど、工夫を凝らした製品もあった。

 「のびーるチーズはんぺんハットク」(帯広水産食品、北海道帯広市)は、今流行の韓国発祥のハットクをかまぼこにアレンジ。揚げ蒲鉾の本場・宮城県塩釜市からは阿部善商店が「かじきまぐろ天」を出展。カジキマグロの落とし身を6割配合している。

 一正蒲鉾(新潟市)の「スポちく」はスポーツ愛好家のためのビタミンB1入り。片手で手軽に食べられる。青魚に多く含まれる血液サラサラ成分のDHA・EPAが豊富。

 広島県尾道市の桂馬商店は、瀬戸内・以西で水揚げされる新鮮な天然グチと紋甲イカを使った「桜もち天」を紹介。頭つきの魚を毎朝さばくところから始める伝統製法を貫いている。地元のもち米を天然色素で淡い桜色に染めてスリミに合わせた。春らしい色合いで若い女性から注目されている。

 細工かまぼこのふるさと・富山県からは(生地蒲鉾(黒部市)の「ととしーと」が異彩を放った。
 厚さ0.7oのシート状かまぼこ。昨年5月の発売以来、キャラ弁を作る主婦層から根強い支持を得ている。海苔巻きやおにぎりのほか、チーズや野菜をまいたり、はさんだりとアレンジは自由自在。色はグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、ブルーなど全8色で、見た目にもカラフルなかまぼこ。

 最大手の紀文食品(東京)はわさびの辛みと風味を楽しめる、ちょっと贅沢な大人のおつまみ「わさびチーちく」と、花椒と唐辛子の2種の辛さがクセになる「大人のおつまみちくわ 麻辣味」を出展した。

 小田原かまぼこの鈴廣は伝統の板付かまぼこのほかに、うずら卵をイカ墨入りのスリミで包んだ一口サイズの揚げ蒲鉾「大涌谷 黒たまばくだん」も紹介した。

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