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今週の一本

●豊洲市場で水産物部合同習熟会  松田陽平 (週刊水産タイムス:18/01/29号)

関係者約3200人が施設を見学

 豊洲市場で水産物部合同の習熟会が24日午前3時から正午まで実施された。卸売業者、仲卸業者、関連事業者のほか、売買参加者、買出人など豊洲市場を利用する関係者が約3200人参加し、6街区(水産仲卸売場棟)と7街区(水産卸売場棟)の施設を見学した。

卸、仲卸、関連事業者のほか、買出人や
買参者などが豊洲市場を見学した

 これまで業界別に個別の習熟会は実施してきたが、水産物部合同の大規模な習熟会は初めて。売買参加者や買出人を含めた関係者に豊洲市場の施設を見学してもらうのがねらいだ。

 正午までに関係者3230人が参加。1100台の車両が豊洲市場に乗り入れた。

看板や冷蔵庫を設置した仲卸店舗も

 水産仲卸売場棟1階の仲卸売場では、店の看板や冷蔵庫などをすでに設置している店舗も見られた。

 鮮魚仲卸の亀谷の亀谷直秀代表は「雪の影響で来て頂けない方も多いが、買出人の方に豊洲市場を見て頂く初めての機会。当社の従業員も全員で来るのは初めて。ターレーなどがないので、実感はまだ湧いてこない」と語った。

 水産仲卸売場棟4階の物販店舗エリアには関連事業者が約90店舗出店する予定。築地市場の既存店舗と比べ9店舗増える。

 長靴などを販売する伊藤ウロコの伊藤嘉奈子専務は「ほとんどの店舗がまだ看板など設置していない。通路ごとに色分けされており、店舗配置がわかりやすいように工夫されている。早く多くの方に見てほしい」と説明した。

物流動線などを確認

 水産卸売場棟1階の卸売場(約2万9000u)では大物・鮮魚・活魚、3階の卸売場(約1万3000u)では塩干加工品を販売する。大物売場には、マグロのセリ場を見学するスペースも設置されている。

 東京都水産物卸売業者協会の浦和栄助専務理事は「卸売場の面積は築地とほぼ同じだが、通路がなく売場が隣接しているため、物流を工夫する必要がある。卸7社の約半数の社員が参加する見込み。物流導線の確認・検証が主な目的。また、各自の出社時間に合わせて来てもらい、駐車場から自分の持ち場までどれくらい時間がかかるかを把握してもらった」と習熟会のねらいについて説明した。

東卸、習熟会後にアンケート実施

 合同の習熟会に参加した各業界団体のトップが同日会見し、施設や習熟会などについて感想を述べた。

 東京都水産物卸売業者協会の伊藤裕康会長は習熟会について「多くの人に色々な角度から豊洲市場を見て頂いた。豊洲市場の設備と設計の中身などをいち早く把握し、十分に活用することが重要。使いこなすにはしばらく時間がかかるため、しっかり準備したい」と語った。

 東卸の早山豊理事長は「今回の習熟会を受けて、あらためて組合員に豊洲市場の施設などに関するアンケートを実施し、都に対する要望をまとめる方針。今後も習熟会を開催したい」とした。

 東京魚商業協同組合の渡邊一夫理事長は「衛生的で素晴らしい施設。電車で買出しに来る組合員も多く、築地に比べて歩く距離が長いので、負担がかかりそうだ」と懸念を示した。

 東京魚市場買参協同組合の大川三敏理事長は「習熟会で多くの人が豊洲の広さ・大きさを実感できた。買い回りしやすい市場にしてほしい」と語った。

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