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今週の一本

●RYが新規事業に挑戦  去石 誠一
(週刊冷食タイムス:05/10/18号)

個人経営の飲食店に配達
四温度帯で毎日配送
業務用ユーザーはカタログ見て発注

 アールワイフードサービス(東京、中野勘治社長)は、個人経営の飲食店を対象とした業務用食材の配送サービス「RYQUE(リクエ)」を今月二十五日からスタートする。農水畜産品から乳製品、調理済食品、調味料・ドレッシング、缶・瓶詰、油などの他、飲食店で必要な調理器具や竹串、ラップなどの消耗品を含め約千五百品目を扱う。都内四区からスタートし、順次ドミナント展開する計画。原産地表示や生産履歴管理を徹底し、安全性と利便性をサービスの柱として、新しい業務用卸の機能をアピールしていく。

 今月二十五日から大田区内で配送サービスをスタートし、来月七日から品川区、目黒区、世田谷区へと地域を拡大しサービス開始する。四区内の飲食店は三千〜四千店とみており、当面は五百店、最終的に千五百店との取り引きをめざす。対象エリアは配送効率を考えてドミナント方式で広げていく。

 対象地域の飲食店に酒類を供給している業務用酒販店二社と組んで、営業を展開。会員登録した飲食店には「総合カタログ」(年二回発行)と「生鮮カタログ」(毎月発刊)、「特売チラシ」を無償配布。飲食店は欲しい商品の注文番号を指定の注文用紙に記入してファックスか電話で注文する。

FAXか電話注文で翌日に配送

 午後十時までに発注すれば、翌日の午前十時から午後七時までに商品が届く。ただし日曜日と年末年始は除く。配送時間の指定はできないが、「予め不在時間を聞いておき、無人店舗への届け置きはしない。夜間配送の要望もあるが検討中」(同社)という。

 配送は無料だが、一回三千円以上発注してもらえるよう協力を依頼。支払いは月末締めとし、銀行系の代金回収事業者を通じて決済するため、同社には与信管理のリスクが発生しない。

 商品は「大手GMS(総合スーパー)並の価格設定」としており、「業務用スーパーと比べると一部割高な商品もある」(同社)という。ただし配送には冷凍(マイナス二十六度C以下)、チルド(十度C以下)、常温(二十〜二十五度C)、豚肉は〇〜四度Cと徹底した温度管理で届ける。 調理済食材は原則として素材の原産地国を表示。国産牛肉は納入した肉の生産履歴を店別に管理する。生鮮野菜・果物の虫食いやしおれ、変色などの不良は、配送後二十四時間以内の連絡で返金保証する。

カタログに登録している加工食品メーカーは約百七十社。「掲載写真は全てプロのカメラマンが撮り直して、全体の統一感を出した。そのためメーカーには実費相当分の協力金の負担をお願いしている」(同社)。

 また掲載社には、当該社の商品の販売状況を「○○区の、どんな業態に、何個売れた」まで毎日情報公開する。メーカーはインターネットを通じて自社商品の販売状況が瞬時に把握でき、今後の営業に活用できる。同時に「メーカー自身が在庫を管理し、欠品防止に役立ててもらう」(同社)考え。毎日配送なので滞留在庫はほとんどなく、全てが実需と言える。商品は千葉県美浜区にある菱食のセンターに集め、自社便で配送する。

※新事業のRYQUE(リクエ)とは 社名の「アールワイ」と「リクエスト」の造語。「飲食店の声(リクエスト)に耳を傾け、商品やサービス内容を進化させていくリクエ事業の基本理念を表現したもの」(同社)。


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