冷凍食品(冷食)・冷凍野菜・お弁当の売上・取扱ランキング・ニュース

水産タイムズ社
トップページお問い合わせサイトマップENGLISH
今週の一本

●昨年の冷食生産高 4年連続で数量伸ばす 去石 誠一(週刊冷食タイムス:07/4/17号)

家庭用がけん引 業務用は苦戦続く

冷食生産量154万tに

 平成18年1〜12月の冷凍食品国内生産量は154万5200t(前年比0.4%増)、生産金額は6656億円(0.5%減)となった。数量は4年連続で増加したが、伸び率は前年の0.8%増を下回った。金額は7年連続の減少だが、最近7年間の中では平成13年の0.3%減に次ぐ小幅に止まった。業務用が数量・金額とも9年連続で減少、市販用は数量・金額とも前年を上回った。(社)日本冷凍食品協会が12日発表した。生産数量に輸入冷凍野菜(83万1800t)と、会員が輸入した調理冷凍食品(31万5400t)を加えた冷凍食品消費量は269万2500tで、前年より2.9%増えた。

 国内生産高のうち、業務用冷凍食品は97万3203t(前年比1.6%減)、4197億円(2.8%減)で数量、金額ともに9年連続で減少。家庭用冷凍食品は57万2001t(4.0%増)、2458億円(3.5%増)で順調に伸びた。家庭用の数量は平成14年に17年ぶりの減少を記録したが、翌年からは4年続けて4〜7%台の高い伸び率で増加している。また14年から2年連続でマイナス成長だった金額も16年以降はプラスに転じている。

 総生産数量に占める比率は家庭用37.0%、業務用63.0%で、家庭用が前年よりも1.3ポイントアップした。生産金額でみると家庭用36.9%、業務用63.1%で、家庭用が1.4ポイント上昇した。これは業務用の比率が高い調理食品のフライ類が数量で5.1%減、水産物が10.9%減と大きく落ち込んでいることが起因していると推測される。
 大分類の品目別生産数量でみると、水産物が9.2%減少した他は、農産物(4.9%増)、畜産物(12.2%増)、調理食品(0.4%増)、菓子類(2.5%増)といずれも増加している。ただし、調理食品のうち「フライ類以外の調理食品」が1.7%増加しているのに対して、「フライ類」は2.7%減少している。
 小分類で大きく伸びたのが「うどん」(19.8%増=2万5504t増)、「ピラフ・炒飯類」(6.1%増=6565t増)、「ギョウザ」(12.5%増=4488t増)。
 逆に減少幅が大きいのは「シュウマイ」(9.9%減=4056t減)、「グラタン」(13.8%減=4980t減)、「中華まんじゅう」(24.2%減=3997t減)など。中華まんじゅうの落ち込みは「暖冬の影響が大きい」とみられる。

 日本冷凍食品協会では、冷凍食品の国内消費量を従来は「国内生産量+冷凍野菜輸入量」で計算していたが、昨年9月発行の『冷凍食品に関する諸統計』分から、「国内生産量+冷凍野菜輸入量+調理冷凍食品輸入量」に変更している。
 昨年の場合は、「国内生産量154万5204t+冷凍野菜輸入量83万1880t+調理冷凍食品輸入量31万5436t」で、269万2520t(2.9%増)となる。
 これを総人口1億2777万人で割った国民一人当たりの年間消費量は21.1kg(2.9%増)となる。

水産タイムス 冷食タイムス
(C) Copyright 2004-2015, Suisan Times Co., Ltd. All Rights Reserved.
当サイトに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。  お問い合わせ |サイトマップ著作権・記事使用・リンク・個人情報の保護などについて>>