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今週の一本

●年末商戦へGO! 井出 万寿男(週刊水産タイムス:07/09/24号)

展示会・商談会各地で活発に

水産物の販売にとって、一年の動向を決するといわれる10〜12月が目前に迫った。とりわけ天王山となる年末商戦に向けて各社のモチベーションも最高潮に。秋の新商品を中心に得意商材やトレンド品を一堂に集め、活発な商談を繰り広げた極洋とマリンフーズの展示会を追った。

グループ総合力をアピール

 極洋東京支社と極洋商事はの展示会(20日、東京・ホテルニューオータニ)は約300社、700名が来場。福井清計社長が率先して活発な商談を繰り広げた。
 コーナーを13コーナーに分け273品、うち秋の新商品は16品。78品を試食で提供。外食・中食業者や量販店バイヤーらに素材、味の良さを訴えた。寿司ネタコーナーは38品。寿司エビ、寿司イカ、甘エビなどの商品に加え、新商品の巻芯などを紹介した。
 北洋魚・南方魚コーナーは、秋冬の鍋物用商材が中心。ベトナム産のバサフィレー(キャットフィッシュ)は臭みがなく、汎用性が高い点を強調した。既に欧米では消費が進んでおり、白身魚を主体に原料価格が世界的に高騰する中、「日本でも将来の需要が見込まれる」と説明した。魚卵はタラコ、辛子明太子、味付け筋子のパック製品のアイテムを充実した。
 カニは定番アイテムのボイルたらば製品中心に、年末商戦での拡販を図る剥き身ズワイガニ、新商品のタラバ剥き身を紹介。
 エビは海水養殖のオーストラリア産バナナエビをPR。生食が可能で、味噌の甘みを伝えるため有頭のまま寿司で試食提供、来場者の高い関心を集めた。
 量販店へは解凍してそのまま食べられる弁当用の煮魚・焼魚をラインナップ。新たな味を提案したロングセラー商品の「えびフリッター」(極洋食品)や、キョクヨーフーズの「オーシャンキング」、サポートフーの唐揚げ類も注目を集めた。

「国産」を前面に

 マリンフーズ(19〜20日、東京産業貿易会館)は昨今の中国事情や欧米諸国の需要増大、水産資源の枯渇など、水産業界を取り巻く環境を考慮し、「クローズアップ“国産”」をテーマに据えた。

 「鮮魚セット」は北海道のハッカク、マダラ、スケソウダラ、東北のヒラメ、サワラ、ヤナギカレイ、九州の関アジ、カサゴなど産地直送。ウナギ製品は鹿児島・宮崎・浜名湖産の3種で食べ比べ。マグロも青森産天然ホンマグロと長崎産養殖ホンマグロを用意した。寿司ネタは北海道の生ムキつぶ貝や活〆ホッケ、八戸の秋鮭漬け炙りなど30種類以上を揃えた。
 サケ・マスはチリやノルウェー産の生ハラススライス、定塩トラウトハラスを新提案。タコは明石真ダコ、北海道柳タコ、モーリタニア産壷タコを揃えた。 

寿司ダネを世界で販売 村岸文雄社長

 マリンフーズの村岸文雄社長は「今年は国産、寿司提案、年末商材、加工品の4ブースに新製品180品を含む600アイテムを揃えた。4〜8月は寿司ダネが前年比107%。専従チームの設置で強化しているマグロは112%。今期は売上高で780億円を予想している。寿司ダネ商材を含め、米国、欧州、ロシア、東南アジアの市場に販売を拡大していきたい」と強調した。

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