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今週の一本

●本社アヌーガ視察団 佐藤 巳喜夫(週刊冷食タイムス:07/10/23号)

世界の潮流「簡便(コンビニエンス)」
と「健康(ウェルネス)」

寿司需要さらに熱く

 ANUGA国際食品見本市が示す世界の食トレンドはコンビニエンス、ウェルネスとシーフード、“スモーラー”(小パック)――。ANUGAが17日まで5日間、ドイツ・ケルン市で開催され、世界中から約7000企業・団体が出展。17万人以上の食品関係者が入場し、商談や情報交換を活発に繰り広げた。水産タイムズ社が主催した欧州視察団が現地を訪れ、最新事情を収集した。視察団一行はフランスの流通、外食事情も視察し、寿司需要が旺盛なことを確認した。

 日本からはJETROが組織した日本パビリオンに24社・団体が32小間の規模で出展。極洋と小樽市の冷食メーカーふうどりーむず(株)が冷凍寿司を提案したのをはじめ、パビリオン全体で寿司ねた、醤油、のり、わさび、酢など寿司関連商材を前面に打ち出し、世界中から集まったバイヤーにアピールした。
 ほかに、単独小間でハナマサ、ケンミン食品、ゼンショー、ニチレイフレッシュなども出展し、日本発の食品を世界に提案した。業務用卸野口食品(横浜市)の関連会社ヴェスティ・フーズも出展した。
 会場は冷食、一般食品、肉、乳製品や外食・小売関連機器設備など11カテゴリーに分けて展示。メイン通路では世界の食品産業の流れを分析した情報を伝えた。出展傾向として(1)コンビニエンス(2)ウェルネスの流れが強く読み取れた。大豆を使った健康志向の調理冷凍食品も各国小間で数多く見られた。冷食館では「55歳以上」(55+)、「ロハス」(LOHAS)、「オーガニック」の潮流を示した。

寿司人気、日欧仲介業も活発に

 極洋とふうどりーむず(株)が冷凍寿司を解凍して試食提案。欧州の寿司人気を反映し試食希望者が相次いだ。極洋ブースでは荒砥誠取締役海外事業部長と現地法人の田口俊彦社長ら幹部が小間に立ち、対応した。荒砥部長は「試食提案に強い引きがあり、欧州で確かな需要の手応えを感じているが、ビジネスとして大きく広げるには何か新たなインパクトが欲しい」と新規顧客開拓に努めていた。
 強い需要を反映し寿司、和食、水産物等を欧州に紹介するコーディネーター企業が多数参加し「何でも相談にのります」と日本やアジア系入場者に市場参入を呼びかけ、アピールしたのが目についた。

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