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この人に聞きたい:第11回(週刊冷食タイムス:05/07/19号)

「餃子、6月は47%増と絶好調二年間で倍増、今期単品で百億円に」

味の素冷凍食品
社長 進藤 大二 氏

味の素冷凍食品の進藤大二社長は新製品発表に当たり、今期事業推移や課題などにつき次の様に語っている。

「四〜六月の今第1四半期は市販用2%増、業務用1%減、合わせて1%増で推移している。当初計画では市販用1〜2%増、業務用6%増をめざしており、これに対し市販用はオンラインだが、業務用はビハインド(下回っている)。四〜五月の冷食市場平均は市販用調理品1%減、市販用凍菜2%増、業務用3%減と分析しているが、これに比べれば善戦している。特に市販用では三年目となる餃子キャンペーンを実施しているが、その結果、六月の餃子は47%増と昨年実績を上回ってさらに伸びている。この勢いは餃子単品百億円という目標に大きな足掛かりとなる。四〜六月平均で餃子は20%弱の伸び、若鶏から揚げ26%増、えび寄せフライ20%増、えびピラフ10%増と主軸品が大きく伸びている。特にトップ商材の餃子は(重点キャンペーンを実施する以前の)〇三年実績に比べるとほぼ二倍の規模に拡大している。業務用は主力の焼売、餃子、米飯、鶏肉加工品等が堅調だが、その他のカテゴリーが苦戦。不採算アイテムを削減したことも業務用減収の一因。しかし、タイのABS社(味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ〓)で生産する新分野の業務用とんかつは七月六日から発売開始したばかり。今月末までには既存品との切り換えを終了し(SPF原料豚を使った新製品で)攻勢をかけたい。当初懸念した原料豚の供給については見通しよりややゆとりが生じており、計画を前倒しでネジを巻き、拡販に務める。また業務用に新発売した「スピード餃子」が着々と成果を上げており、下期さらに期待できる。諸原料の高騰が懸念材料。特に使用量が多いすり身は高い上に玉が少なく心配。鶏肉、牛肉も高い。加えて円安傾向がコストアップ要因につながることは間違いない。しかしいずれも想定内の動きであり、切り抜けることは困難ではない。秋の新製品では懸案の“良質食卓メニュー”をスタートさせる。弁当需要に多くを依存してきた冷凍食品が新しいコンセプトで需要を広げる新たな段階に入る。このため、素材、味付けや商品デザインも従来とは異なるものを打ち出し、インパクトを表わす。業務用ではフレックの蓄積に輸入開発子会社FFAインターナショナルの知見を生かした“フレック統合効果”第一弾のデザートを手掛けた。マーケティング本部に開発戦略部を一日付で再び置いた。市販用、業務用の業際を越え、開発、生産、販売の一貫業務で攻略する。期待している」。

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