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業界交差点

この人に聞きたい:第17回(週刊水産タイムス:05/09/12号)

原料高も品質は下げず

(株)籠
専務取締役 
工場長 石黒 太郎 氏
( いしぐろ・たろう)小田原かまぼこの有力メーカー・籠で工場管理を取りしきる。昭和47年生まれ。東京経済大学卒業後、中央魚類、かま栄(小樽)、鐘崎(仙台)、大寅(大阪)など各社で経験を積んだのち、平成15年籠へ入社、現職に。学生時代はラグビー部で活躍した体育会系。

燃油高騰、スリミ原料の高騰によるカマボコ値上げ問題で業界は頭を悩ませている。

小田原かまぼこの老舗・籠では「年内の値上げはしない。しかし今後、原料が高値安定することも予測され、業界内でどのようにバランスをとっていくか、見極めるのが難しい」と語る。小田原ならではの品質にこだわりを持つ同社。「具体的な数字は検討中だが、品質を下げるようなことはしない。量販店からの意見も考慮し、数%程度の値上げ、量目変更などで妥協点を探りたい」としている。

ねり製品の消費量が減少傾向にある現在、新たな商品展開が必要となっている。「当社は老舗的なイメージがあるため、革新的な商品開発はむずかしい。それよりも、ネットによる販路拡大や、新しい食べ方の提案など、現在の販売にプラスアルファするかたちで臨んでいきたい」。同社では10月に、高級なイメージのある小田原かまぼこの普及をはかり、小サイズの高品質かまぼこ「十(とお)」を発売する。「小サイズで本当のかまぼこを知っていただくこともあるが、少子化や高齢化が進むことを考えると、このような規格がさらに必要になってくるのでは」。

休日はもっぱら父親業に。3歳になる子供とのんびり過ごすのが楽しみと言う。「趣味は特に…。家族と一緒にいることが一番癒されますね」と誠実そうな笑顔を見せる。

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