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この人に聞きたい:第29回(週刊冷食タイムス:06/01/24号)

体制整え打って出る年に

(株)ニチレイフーズ 取締役副社長 兼 営業本部長
 相馬 義比古 氏

プロフィール:(そうま・よしひこ)昭和48年入社。平成4年中部課長、6年関西課長、8年関東支社長代理、10年広域営業部部長。11年取締役、事業企画室長等を経て分社で現職。昭和25年4月東京新宿生まれ、独協大経卒、55歳。

国内外で生産面の投資積極化

ニチレイフーズは昨年四月の分社化以来、相馬氏が実質的な事業トップとして八百人の精鋭集団を率いてきた。今期は好調。今後も「無理せずに計画達成を図る」。一方で中国事業の強化、国内工場の増強など「新規投資を含めアグレッシブに進める」と意欲的だ。

――十二月までの業績は。

 相馬 売上げは予算達成ペース、利益も計画線で推移しています。ヤマ場の十二月も好調でした。この好調をキープし、手堅く計画どおりの着地をめざします。

――春の新商品発表が近いが。

 相馬 冷凍食品がもつ本来的な機能や良さを生活者に理解いただく年にしたい。冷凍食品は生(なま)に次ぐ鮮度維持が可能。冷凍野菜など生に勝るものもあります。これまでそういったことを十分に伝達していなかったと反省があります。

――情報発信を強めると。

 相馬 先年日立とのコラボによる冷蔵庫の開発も行ったが、次は電子レンジの上手な活用なども訴求していきたい。これまでは分りきったこととの思い込みでレンジ利用のメリットを説明してこなかったと思う。

――全品特売への対策は。

 相馬 弁当の三種の添加物不使用など時間と手間をかけて開発した商品も十把一からげです。生活者も全品で四割引のような特売は何か品質に問題があるのでは、という不信感を抱くに違いない。そこで十二月二十六日から末端価格へのノータッチ政策を実施しています。

――中国事業について聞きたい。

 相馬 中国の投資会社には上海日冷と山東日冷があるが、今後は生産面のほか中国国内の販売も含め、リスクをコントロールしながら積極的に投資します。たとえば上海日冷は移転を視野に入れて能力増強、山東日冷もさらに増設する。中国内販に本腰を入れるため現地法人の日冷食品貿易上海を軸に活動強化します。

――国内の生産体制は。

 相馬 白石工場の二階部分の増設が三月に完成します。協力工場の北海道フーズはコロッケラインの増設を三月中に完成、山形工場はレトルトカレー用のラインを増設し三月から稼働します。高槻工場は本格炒め炒飯、ミニハンバーグ、唐揚げチキンなどの主力商品でフル稼働です。

――分社化の成果は。

 相馬 物流、管理、開発、生産、営業の五つの機能を融合させて取り組む事業運営ができるようになったのが大きい。各部署ごとに各々の仕事がよく見えるようになった結果、役割分担と責任を自覚し、全体最適に向けて動けるようになりました。今年は大型投資の裏付けをもって、冷凍食品事業で打って出ます。

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