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業界交差点

この人に聞きたい:第38回
(週刊冷食タイムス:06/04/04号)

事業インフラのいい“種”はある

マルハ(株) 執行役員冷凍食品事業部長 榊 三男  氏
プロフィール:(さかき・みつお)昭和49年入社。その後貿易一筋20年。途中で肉が加わり畜産畑に。平成7年大阪の大洋フードサービス社長。12年関東支社長代理。翌13年から常温担当部長。16年4月執行役員。昭和26年6月青森県八戸生まれ、成蹊大法卒、54歳。

総点検で強さ見極め磨き上げる

中国、タイの生産基盤を固めるとともに国内産地工場網も整備し「骨まで丸ごと」魚を生み出した前任の堅田照久事業部長に代わって、常温の食品第一部長から一日付で冷食畑に。課長、副部長四年を経て事業部長を六年務めた堅田氏に対し、榊氏は冷食が初体験。「勉強中」と謙虚に言うが、思いは熱く語ってくれた。

――常温担当からの異動だが。

 ハム・ソーセージ以外の常温は何でも扱っていました。缶詰、カップデザート、レトルト、珍味、米飯。ギフトも、のりも担当でした。

――カップデザート、レトルト、つまみ類は全社の育成強化領域。

 ここで伸ばす、売上げも利益も稼ぐんだ、という意識は強くあり、全社の期待も感じてました。主に市販用が中心で、業務用が主体の冷凍食品とは違いますが、加工食品で伸ばそうという意識は同じです。

――元々は常温畑?

 貿易ですね。入社から二十年間輸出入一筋。塩干、ふかひれ、貝柱、椎茸等をアジアに輸出し、あわびやパイン缶を輸入。途中で畜肉の輸入業務が担当に加わり、その後、事業開発部、畜産事業部等々に名称変更はありましたが、私の業務は同じ。平成七年に大阪の大洋フードサービスに出向(社長)、これも肉の内販事業です。関東支社長代理で市販用を初めて勉強。翌十三年から常温食品事業部長、缶詰事業部長、食品第一部長と変わりましたが、常温の市販用部門を担当してきました。

――初めてのウエット事業担当。発令でトップは何を求めた?

 様々な取り組みはしているが事業の姿が見えない、とタイムズが先日指摘していたが、五十嵐勇二社長からも基盤づくりを急げ、という指示をいただいています。方向付けを進め、外からも見える事業にしたいと思います。勉強します。

――冷凍食品、どう映っていた?

 直接の担当は初めてだが、タイや中国で焼き鳥等を製品化し、冷食事業部に社内売りしていました。石野久雄氏が凍菜の扱いを始めたのは私と同じ課の頃。冷食と近いところにいたわけです。また、肉、魚と決まった領域だけでなく商品も売り先も広がりがありますね。しかも当社は原料調達、開発、国内外の生産拠点、世界中の情報ネットなど先輩が築いたインフラもあります。

――それをどう組み合わせるか。

 後は足元をいま一度総点検してマルハの優位性を見極め、勝てる領域を掘り下げて、磨き上げることでしょう。競争がし烈だと堅田部長からも聞いてますが、マルハの冷食事業はいい“種”を持っています。それを是非開花させたい。魅力ある商品づくり、したいですね。

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