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業界交差点

この人に聞きたい:第44回
(週刊水産タイムス:06/05/29号)

一次産業は日本の血液

石巻魚市場(株) 代表取締役社長 須能 邦雄 氏
プロフィール:(すのう・くにお)
昭和43年東京水産大学(現東京海洋大学)漁業学科卒業後、1年専攻科へ。昭和44年大洋漁業入社。トロール部で北洋サケマス事業に従事。船団長も務めた。シアトル2年・サハリン3年の駐在を経験。平成6年石巻魚市場顧問に、13年から現職。

 「業界内の常識は社会の非常識」。これまでも水産業界に新しい風を吹き込んできた。安心安全に対応する清浄殺菌海水(氷)の浄化施設や、環境に配慮した排食油を利用したBDF車など、いち早く社会のニーズを捉えて、市場に導入してきた。

 日本人の穏やかな国民性や和の文化、特に食文化への思い入れが強い。今年3月に「日本文明の礎は食にあり」と題して、日本の食文化に対する考えをまとめた。その中で、食料自給率の向上と日本型食生活の維持を呼びかけた。また、国内の水産資源の徹底管理や有効利用、漁業をとりまく環境改善の必要性、若手の新規参入の支援・促進を強く訴えた。

 「一次産業は日本の血液。二次産業は手足、三次産業は頭。体の基本は血液。輸血(輸入品)が増えすぎるのは良くない」と国内漁業生産の大切さを話す。

 4月には石巻・気仙沼・塩釜の商工会議所が集まる懇談会で、全国に13ある「特定第三種漁港都市」の活性化と連携を提案した。「水産業界だけの力は限界がある。市民を巻き込んだ商工会議所レベルで連携し、全国的な運動に発展させることが必要だ」と全国へ発信した。

 人と人との出会いを大切に、どんな肩書きの人に対しても分け隔てなく陽気に話しかける。自らの豊富な体験を「後進に伝えていきたい」と忙しい日々を送っている。

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