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業界交差点

この人に聞きたい:第62回
(週刊冷食タイムス:06/10/03号)

ネットセミナー開く
受講者60名、新販路への期待大きく

オイシックス 社長 高島 宏平 氏

客単価2.5倍に 冷食のメリット謳う

 2000年の創業以来、カテゴリー、アイテム数を拡大し続け、2年前から冷凍食品も扱っている。創業当時の客単価2,000円が、今は5,000円になった。「サイト閲覧者の1%が購入すればいいほう」と言われているが、当社は2%ぐらいある。

 冷凍食品については(1)冷凍なのに(だから)おいしい (2)こだわり素材とレストランのコラボレーション (3)お客様とともに商品開発――に重点を置いている。
 冷凍食品は安くて手抜き、というイメージが強い。冷凍という形態はレトルト等に比べて素材の違いをアピールしやすく、保存料を使わないので扱う商品の幅が広がる。その辺りのメリットをしっかりと消費者に伝えて販売している。

 「胸はれるDeli」というシリーズを展開している。「平日の夕食をディナーに」というテーマで、時間をかけなくても満足できるディナーの提供に努めている。オイシックスで人気が高い素材を使い、家庭で時間をかけなくても調理でき、あと一手間加える余地を残せば、使う側の後ろめたさをなくすことができる。発送メールやメールマガジン等で素材の良さや食べ方をかなり細かく提案し、舌だけでなく“脳で感じるおいしさ”も提供している。

 有名レストランとのコラボレーションでは、「スープストックトーキョー」と「ニューズデリ」と取り組んでいる。素材の良さを生かしたい我々と、調理によって特徴を出したい店側が意見を出し合うプロセスは大変だが、出来上がりは非常にいい。

 消費者と商品開発した例として、マンゴープリンがある。マンゴーの含有比率や価格等、約六千件の意見を基に有名パティシエが開発プロセスをブログで公開した。まず意見を出した人が購入し、その後、購入者のブログで味の評価が広まり、雪だるま式の好循環が生まれ、昨年は十万個を販売した。

 今後はヒットしたPB商品を他チャネルでも販売し、認知度を上げてブランド力を強化したい。また、野菜等が旬の時期以外でも提供できるようにしたい。オフシーズン用に加工して通年で供給することを考えている。

 

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