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業界交差点

この人に聞きたい:第86回
(週刊水産タイムス:07/4/2号)

日水物流御手洗一宇社長に聞く

日水物流(株) 社長 御手洗 一宇 氏

食をつなぐ流通のプロとして
「新TGL」の中核事業と自覚

 

――組織再編の目的は。

御手洗社長 物流事業は「新TGL」の8つの戦略の一つ。基本的には、(1)お客様との取り組みの強化(2)競争力の強化(3)規模の経済性の追求(4)将来に向けた新規設備及びスクラップ&ビルドの推進――の4つになる。3社の経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の最適化を図り、ローコストオペレーションを実現する。スケールメリットを出し、キャッシュフローを自己増殖できる体制を作り上げるとともに、冷蔵倉庫の新規建設、ブラッシュアップ、再配置を強力に推し進め、物流網を充実させる。

――目指す姿(ビジネスモデル)はどのようなものか。

御手洗 再編・統合・合併というスケールアップの中でキャッシュフローを生み出し、成長し続けるのが目標。独自でのスクラップ&ビルド、統合・提携による合理化と効率化を推進し、「高収益を生み出す事業」として、グループ内における確固たる位置を確立する。

――具体的な取り組みとしては。

御手洗 例えばマネジメント、営業展開、新規事業開拓の一元管理を行い、会社の機能・ノウハウを生かしていく。業界として求められている「物流品質」一層に配慮するとともに、IT化をさらに促進、お客様の価値創造に協力できる企業を目指すというのが基本的な考え方だ。

――新システムの導入や、冷蔵倉庫の新設・増設の予定は。

御手洗 仕事の質を高めるため、新冷蔵倉庫システムを導入する。WMSに加え、「経営管理システム」を開発。収支や生産性の分析がしやすくなり、お客様にはデータ提供など、きめ細かなサービスができる環境を作っていく。新設・増設では現川崎物流センターの敷地内にF級、C&F級合わせて1万4000tを増築。これにより川崎は4万5200tとなる。投資は約17億円。環境対応としてアンモニア直膨型または間接冷却を予定している。

――今回の再編によって業界5位に躍り出るが。

御手洗 5位といってもニチレイ・グループの業界シェア10%に比べれば、まだ2%台に過ぎない。まずは着実に現状の30万tから40万tを目標に設定したい。

――将来に向けての方針は。

御手洗 これまで日水グループの物流事業は、多くの荷主企業の3PLパートナーとしての実績を積み重ねてきた。この経験を生かし、日水物流では、人材育成を図りつつ、設備面の増築・改善を進め、食を「つなぐ」流通のプロとして、業容拡大のための研さんを重ねていきたい。

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