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業界交差点

この人に聞きたい:第96回
(週刊冷食タイムス:07/06/19号)

生産性上げ利益確保

ニチレイフーズ 取締役常務執行役員 
内海 昌彦 氏
(右)
ニチレイフーズ 執行役員 
池田 泰弘 氏
(左)

 

一貫管理と新製法でほくほくコロッケ
コロッケは重点アイテムの一つ

 ニチレイフーズの内海昌彦取締役常務執行役員(生産本部長)は同社のコロッケの位置づけや森工場のライン新設の意味などを現地で語った。
 内海氏は3月まで同社の商品本部長を務めており、営業と商品開発の立場を知る生産本部長としてこれまでの経験や知見を生かす。
 4月1日付で執行役員商品本部長兼マーケティング部長兼営業副本部長となった池田泰弘氏も同席した。
 内海氏は次の様に同社に占めるコロッケの位置づけなどを語っている。

 「コロッケは今年スタートした新中期経営三カ年計画の重点アイテムにも含まれる重要な位置づけ。これまで北海道フーズを中心に、他の協力工場1カ所でも一部生産していたが、今回森工場にコロッケラインを敷設したことで、ニチレイ初の自営コロッケラインを持ったことになり、コロッケの生産拠点は3カ所に拡充したことになる。
 森工場はわが国の冷凍食品事業発祥の地であり、歴史のある拠点だが、当初の水産加工を皮切りに、これまで様々な商品を手掛け、最近まで甘えびシューマイを生産してきたが、全面的な工場配置を見直し、森工場はコロッケとメンチカツに集約した工場に生まれ変わった。これで森工場は生産性を追及し、利益を確実に確保できる工場として機能を発揮する。
 今回の森工場投資額は約14億円と加工食品事業では久々に大型投資物件となった。それだけ期待の大きな戦略事業だった。
 北海道にコロッケの生産拠点がこれで2つできたわけだが、原料からの一貫管理と新製法に基づく加工で仕上げた製品はほくほくとおいしい。この機会に北海道発のコロッケを味わっていただきたい。
 従来からアライアンスを組んでいる北海道フーズは特に市販用の油調済(レンジ対応)を主体としたコロッケを手掛けており、今回の森工場は業務用を主力とするコロッケを生産する。
 同じコロッケでも仕上げるモノは異なる。森工場が稼働したことにより、北海道フーズの生産効率も向上すると見ており、相乗効果を期待している」。

重点絞り磨き上げる

 ニチレイフーズの商品本部長を務める池田泰弘執行役員(マーケティング部長兼営業副本部長)は今後の商品政策として、市販用で重点6品、業務用で6大カテゴリーを中心とし「徹底して磨きをかける」と基本姿勢を明らかにしている。池田本部長の考えは次の通り。
 「“メーカー機能を磨く”ことを最重点に、商品と品質にこれまで以上にこだわる。品質を高めるため、素材調達から踏み込んだ取り組みを開始する。品質管理技術の高度化、加工技術のレベルアップも重点課題と位置づける。実際に食べる、メニュー提供する際の“現実品質”を重視する。社内では徹底して“磨き上げろ”と声高に求めている。

 重点商品は、市販用で(1)からあげチキン(2)ミニハンバーグ(3)本格炒め炒飯Cパリパリの春巻(4)焼おにぎり(5)甘えびシューマイの6品、業務用は(1)チキン加工品(2)コロッケ(3)ハンバーグ(4)春巻(5)米飯(6)カレー(一部常温含む)の6大カテゴリー。いずれも市場のトップランク商品だが、市場全体が頭打ちで、大きなヒット商品も出てないので、新たな売れ筋となる商品の開発に努める」。

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