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ロゴマーク決定、登録スタート

　大日本水産会は６日、水産資源の持続的利用や生態系の保全を図るための資源管理活動を積極的に行っている漁業者を支援し、消費者をはじめとする水産資源の持続的利用や海洋生態系保全への積極的参加を目的としたエコラベル制度「マリン・エコラベル・ジャパン（ＭＥＬジャパン）」を正式に認証しロゴマークを発表した。

　同制度はＦＡＯが０５年３月、ローマで採択したエコラベルのガイドラインの主旨に沿い、国際社会に広く受け入られるよう配慮を行う。日本の漁業の実態を踏まえ、漁業者および関係事業者のラベル取得にかかる経済的負担を低めた合理的な制度とする。

　正式な発足を受けＭＥＬジャパンは、資源管理を積極的に行っている漁業者および関係事業者が扱う水産物の認定を行う審査機関の募集、水産物の認定審査に際して助言や代行業務を行う業種別団体などの登録を開始した。

　運営は、当面、大日本水産会に設置するＭＥＬジャパンが非営利活動として実施。同制度の国際性の担保、消費者の混乱の回避、他制度との相互認証を視野に入れ、今後は特に国際的な認知を形成するためホームページやパンフレットによるＰＲ、他制度との検討との情報・意見交換を重点的に行っていく。