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今週の一本

●生協の宅配冷食 コロナ一巡で前年超えも  高橋尚徳 (週刊冷食タイムス:21/10/12号)

4〜9月 丼の具人気変わらず

 4〜9月の生協宅配における冷凍食品供給高(=売上高)は、コロナ禍が一巡しても前年実績を上回るか、微減程度で推移しており、新規加入した組合員の利用が定着している模様。各生協とも米飯、麺類、鶏から揚げ、餃子といった主食・主菜系に加え、吉野家「牛丼の具」をはじめとする丼の具の人気が変わらず高い。

パル、前年の反動も3.9%減

 パルシステム生活協同組合連合会(本部東京)の冷凍食品売上高は大幅に伸長した前年の反動で3.9%減147億7337万円となった。単品の売上げ1位は昨年と同様、パルシステムPB「直火炒めチャーハン(産直米)2食」だった。
 宅配の平均利用者数は78万5932名。
 上期は軽食、ハンバーグなどが好調だったが、米飯、麺類、スナック、フライ類などは前年の反動で不調だった。
 下期はPBの開発を引き続き強化する。生産者・生産方法・出荷基準が明らか、生産履歴がわかる、など一定の基準を満たした産地の原料を指す「産直原料」を使った商品も拡充する。
 神奈川、山梨、静岡が事業エリアの生活協同組合ユーコープ(本部横浜市)の売上高は1.9%増107億円と前年実績を上回った。
 単品の売上げ1位はコープ商品「若鶏もも竜田揚げ(徳用)700g」(1億6260万円)。2位の吉野家「牛丼の具135g×4」(1億6016万円)が僅差で続いた。3位もトロナジャパン「すき家 牛丼の具135g×4」(1億3800万円)と牛丼の具が2〜3位にランクインした。

CSネット5%増、焼そば伸長

 コープCSネット(本部広島市)の中国地方5生協分の冷凍食品売上高はスイーツや焼きそばが伸長して4.9%増57億8174万円と前年実績を上回った。単品の売上げ1位は吉野家「牛丼の具135g×4」。吉野家「牛丼の具」は3食入り規格が8位にもランクインしている。
 今期はスイーツの品揃えを強化した結果、「ケーキ菓子・洋菓子」分類が60.7%増4172万円と大幅に伸びた。気温の上昇に合わせて焼きそばの投入を強化した結果、焼きそばを含む「冷凍麺その他」が59.5%増3892万円に伸びた。中でもコープ商品「海老と炒め野菜の香ばし塩焼そば」で約2千万円を確保した。
 下期は冷凍ミールキットの拡充を図る。

ちゃんぽん1位

 コープ九州事業連合(本部福岡県)の冷凍食品売上高は3.0%減48億4222万円と前年実績を下回ったものの、前年は2ケタ伸長しており、前々年度比では7.5%増と伸長している。

 単品ではコープ商品「ちゃんぽん」が圧倒的な人気を誇り、不動の1位。2位に吉野家「牛丼の具135g×4」がランクインした。
 上位10品中、米飯が3品ランクインしているが、上位20品に広げると、「高菜ピラフ」、「チキンライス」、「鶏ごぼうピラフ」、「えびピラフ」、「パラッと炒めた本格炒飯」、「ふっくら卵のオムライス」と6品ランクインしている。
 下期は米飯を含め、好調な麺類、丼の具を引き続き強化する方針。

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