冷凍食品(冷食)・冷凍野菜・お弁当の売上・取扱ランキング・ニュース
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●味の素冷食 安心品質を商品に反映
佐藤巳喜夫
(週刊冷食タイムス:08/07/08号)
タイ産焼とり等提案 中国産でも「逃げずに」開示
味の素冷凍食品(進藤大二社長)は@素材Aプロセス管理B情報の3点を軸とした「新・安心品質」の取り組みをさらに強化するとともに、トレース管理した豚肉、鶏肉などを主軸とする新製品、改定品を投入し、需要回復と拡大を図る。新製品を7日発表した。原料高に伴い、第3、第4弾の価格改定も検討する。 市販用では「おいしい安心品質」をさらに掘り下げ、原料からトレースしていることを@素材Aプロセス管理B情報の3つの方法でアピールし、「指定農場」原料の製品を増やす。 また、市販用、業務用を通じ、中国産原料や中国工場で手掛ける商品の管理状況などを商品パッケージ、あるいは賞味期限と連動したHPの検索システムにより消費者、ユーザーに積極的に情報発信する。「中国製でも安心品質を保証していることを正々堂々と訴える。我々は中国産冷凍食品の問題に背を向けず、正面から捉える」(進藤社長)。 市販用では、昨年新・増強工事を行ない、品質管理、供給能力ともに万全の体制を整えたタイの最新工場で手掛ける弁当向け「炭火焼とり」(4個132g)と、人気の豚竜田揚げに続くタイ産豚肉加工品「あらびきソーセージナゲット」(6個132g)が目玉商品。ソーセージナゲットには豚の顔を刺繍風にデザインした図柄をパッケージに大きく記し親しみを示した。 複数素材を組み合わせた「カラダおかず」シリーズには@野菜の肉巻き(甘酢あん)Aえび野菜包蒸し(中華あん)を3個ずつ入れた「3種野菜の蒸しあんかけ」を加える。 具材と濃厚ソースで組み立てた「濃厚クリーミー」グラタン、ドリアは容器の改善でレンジ調理でも均一に加熱できる。人気のフレック洋食亭では指定農場の牛・鶏・豚を使いニンニク醤油風味とした「ガーリックハンバーグ」と「国産肉100%ハンバーグ」を提案する。北海道産原料にこだわった牛肉コロッケ、フレンチポテトもある。 油脂、野菜、牛肉、乳製品を主原料とする市販用15品は配合・容量・価格を見直し、8月21日出荷分から平均20%の価格改定を行なう。すり身製品などさらに原料高騰が予想される商品は10月に再値上げすることを検討している。
中国で業務用パイ 業務用では生地、リンゴも中国連雲港で加工するアップルパイが目玉。タイで生産するとんかつもある。
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