●マルハニチロ、サクラマスの養殖に着手山形に陸上施設が完成
マルハニチロは「革新的技術を集約した次世代型閉鎖循環式陸上養殖システムの開発と日本固有種サクラマス類の最高級ブランドの創出」をめざした共同試験研究を今年2月1日に開始している。これは国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生研支援センター」からの委託による「知」の集積と活用の場による研究開発モデル事業。 今後、完成した養殖実証設備を中心に「サクラマス類の至適飼育条件の探索」や「革新的陸上養殖システムによるサクラマス類の養殖実証」「ゼロエミッション型陸上養殖の実証」「高品質化可能な新規餌料開発」に取り組む。 マルハニチロでは「養殖魚における国際認証を取得し、最高級品質のサクラマス類の国際ブランド化を目指す」としている。 研究計画名は「革新的技術を集約した次世代型閉鎖循環式陸上養殖システムの開発と日本固有種サクラマス類の最高級ブランドの創出」。 所在地は山形県飽海郡遊佐町吹浦字釜磯1。敷地面積は約1200u、設備面積450uで、試験場建屋に大型水槽2基、小型水槽10基を設置している。 |
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