●スシロー 羽田市場と連携北海道の「生甘えび」など国産天然魚を提供 回転寿司チェーン「スシロー」を展開するスシローグローバルホールディングス(大阪府吹田市、水留浩一社長)が「羽田市場」を運営するCSN地方創生ネットワーク(東京・大田区、三輪航平社長)と資本業務提携した。新プロジェクト「地元の旬の天然もの!スシロー×羽田市場」を立ち上げ、漁業者とのネットワークを強化することで「旬の国産天然魚」の提供に力を入れる。
プロジェクトでは、日本各地の海で獲れる天然魚介類を、羽田市場とスシロー仕入部門が一体となって選び、約500店舗に及ぶ全国のスシローで提供するもの。北海道で水揚げされた「生甘えび」や沖縄県、和歌山に揚がった「生まぐろ」、長崎県産の「剣先いか」などを1日数量限定で15日発売した。 「生甘えび」は北海道で水揚げられた鮮度抜群の甘えびを一度も冷凍することなく、生のままスシローの店舗に納品。店内で殻むきから仕込みを行うため、ねっとりした食感と甘みを楽しむことができる。 併せて「カフェ部」を立ち上げ、第1弾として人気アップルパイ専門店の「グラニースミス」とタイアップした「アップルパイ」(280円)も発売した。 「コーヒー(150円)とセットでも500円以内に収まる。寿司を食べなくてもカフェ感覚で利用してほしい」(水留社長)。リンゴは青森や長野の契約農家から直接仕入れる。「懐かしいおばあちゃんの味」がコンセプト。 昨年スタートした「世界の海からいいネタ100円プロジェクト」は、「特上赤身」「塩いくら包み」を全店で提供。 「特上赤身」はケープタウン沖で水揚げされた天然インドマグロを使用。ケープタウン沖は餌が豊富で、その餌を求めて回遊するマグロも脂が乗っていながら身がしっかり締まっているのが特徴。「塩いくら包み」は天然の紅鮭のイクラをたっぷり乗せた贅沢な一品。「品質がよく、魚卵本来の味をストレートに感じていただくため、醤油漬けにせず、塩いくらにした」(堀江陽商品本部長)。 |
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