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●FOODEX 活躍する女性を応援 高橋尚徳 (週刊冷食タイムス:21/03/16号)美食女子アワードで冷凍食品を表彰 今年の「FOODEX JAPAN」(第46回国際食品・飲料展、幕張メッセで9〜12日開催)では、活躍する女性をフローズンフーズで応援する企画「美食女子アワード2021」を実施した。20社を超える冷凍食品・アイスクリームメーカーと三菱食品が100品超の商品をエントリーし、「夕食のメインにしたい」など新設した「業務用」を含む6部門でグランプリ、金・銀賞を選定。11日会場で表彰式を開いた。イオンリテールが店舗で受賞商品の特設コーナーを設ける意向を示すなど、今後の販売に弾みがつきそう。
活躍する女性のほか、卸、小売、通販関係のバイヤーら150名以上が審査する予定だったが、コロナ禍の影響で規模を縮小したという。 業務用部門でグランプリを獲得したノースイの神田至浩社長は「オニオンズは病院、老健施設に食事を提供する企業向けに商品化した。当時はカットが荒かったが、顧客の指摘を受けて5mmカットにした。製造現場に落とし込むのが難しかった」と説明した。 「ミニオンズポテト」が子どもに食べさせたい部門でグランプリを獲得したライフフーズの寺本裕明取締役執行役員営業本部長は「子どもに食べさせたい部門でグランプリをいただいたが、若い女性にも使ってほしい。コロナ禍で暗い話が多い中、家族団らんの食卓にミニオンズポテトが並んで親子の会話が弾み、楽しい一瞬を作ることができれば幸い」と謝意を表した。 入賞商品積極的に販売 「FOODEX JAPAN」の企画委員長を務めたイオンリテールの七尾宣靖執行役員食品本部長は「グランプリに選ばれた商品はニーズを的確に捉えたということ。積極的に販売する」と語っている。 パネル討論で冷食の可能性言及 「美食女子アワード」の表彰式に先駆け、パネル討論を会場で同日開催した。小売、卸を代表するパネリストが「冷凍食品は家庭になくてはならないものになった」、「冷凍食品の魅力は本物の味の再現性の高さ」などと指摘し、今後の可能性の高さを再確認した。 |
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