●若者と女性が活躍する水産業へ大日本水産会 オール水産でめざす
冒頭挨拶した枝元会長は「今通常国会で漁業法及び水産流通適正化法の改正案、洋上風力発電を排他的経済水域(EEZ)に広げる法案、育成就労制度を創設する出入国管理法などの改正案が衆議院を通過し、参議院で審議中だ。いずれも皆さんに影響の大きい法案であり注視してほしい」と述べた。 能登半島地震については「被災地の復旧には相当時間がかかる」とし、継続的な支援を求めた。 「若者に選ばれ、女性が活躍する水産業をオール水産でめざしていく」とし、多くの会員から様々な課題を聴取するため、今年度は全国ブロックごとに意見交換の場を設けることを明らかにした。
来賓の坂本哲志農林水産大臣はALPS処理水の海洋放出に伴う中国などの禁輸や能登半島地震などの課題について「政府一体となって政策パッケージをとりまとめており、水産事業者が今後も誇りを持って事業に取り組んでもらえるよう、現場に寄り添った対策の実施に万全を尽くす」と誓った。 |
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