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この人に聞きたい:第307回
(週刊水産タイムス:11/09/12号)

年末商戦へ期待の商談会

マリンフーズ 代表取締役社長  蓑内 眞三氏

 

顧客企業トップを招待

 マリンフーズの蓑内眞三社長は2011年年末商談会の開催にあたりインタビューに答えた。蓑内社長は「今年は企業のトップの方々においでいただくようにした。アイテム数も700と例年以上に揃え、新製品の提案も盛り沢山に行った。『マリンフーズはこんなことをしているのか』と多くの方々に知っていただく絶好の機会として、年末商談会を開催した」と語る。

  ――今年の年末商談会では、蓑内社長みずから正面に立たれ、来場するお客様をすべてお迎えしていますね。
 蓑内 これまでの年末商談会では、部長クラスを招待していたのですが、今年は企業のトップの方々においでいただくようにしました。
 すべてのトップの方が来場されないものの、朝一番で大手量販店の社長様においでいただいております。

 ――商談会を拝見して、いろいろと新しい提案や新製品があり、楽しみが多い商談会ですね。
 蓑内 単に商品説明を聞いていただくだけではなく、新しい取り組みなど「マリンフーズは、こんなこともやっているのか」と、トップの方々に知っていただく絶好の機会であると思っています。

 ――今年の年末商戦の目標はどのくらいですか。
 蓑内 年末商戦(12月)は、金額で昨年対比100%以上を確保したいと考えています。
 また、前3月期の売上高は758億円で、今期の目標は104%です。

 ――震災の業積への影響はいかがですか。
 蓑内 大震災の影響では、三陸地区からの仕入れについては影響がありましたが、他の地区から補いました。売上高については、あまり影響が出ていません。ただし、三重工場は忙しかったようです。
 被災地区が復興していることから、当社では9月1日より気仙沼に駐在員を置きマグロの買付けを開始しています。
 今期の上半期の予想では、金額で102%、数量で101%です。状況としては「東高西低」で、むしろ東日本の方が良く売れています。今後、西日本の各地で年末商談会を開催しますので、大阪、福岡、名古屋では、東京での商談会以上に頑張りたいと思っています。

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