■「SIAL2024とパリ、ロンドンの食品事情を学ぶセミナー」のご案内
水産タイムズ社ではパリ(仏)で10月中旬開催される世界最大級の食品見本市『SIAL(シアル)パリ 2024』の視察研修をメインとする欧州視察セミナーを10月20日(日)から26日(土)まで実施します。
SIALは、欧州はもちろん、アジア、北米、南米など世界中から食品と関連技術、システムが一堂に集まる世界最大級の食の大型イベントです。
本セミナーでは、SIALで世界の食の最新事情を学ぶとともに、パリ(フランス)と、ロンドン(イギリス)の大小・小売業(仏カルフール、英セインズベリー等)や、日本の大手流通業も注目する冷凍食品専門店(仏ピカール、英アイスランド)などを視察します。
コロナ禍による消費行動の変化やインフレ進行は売場にどのような影響を与えたのか、プラントベースフードの勢いは増しているのか、どのようなPB商品が人気なのか、環境に配慮した包材はどこまで徹底しているのか等々、欧州の最新事情を探ります。「欧州で売れる日本の製品」、あるいは「日本で売れる欧州の商品トレンド」などを学ぶ機会としてご活用下さい。
関係深い各位のご参加をお待ち申し上げます。
株式会社 水産タイムズ社
【視察のポイント】
■SIALパリ2024の視察
SIAL(シアル)は独ANUGA(アヌーガ)と並ぶ世界最大規模の食品見本市です。
今年60周年を迎えるSIALは調理済冷凍食品をはじめ農水畜産加工品、オーガニック食品、地方産品、加工機器・技術など、世界127カ国から7200社規模の出展社が世界中から集まり、約40万点もの食品を展示します。
期間中、来場者は世界約200カ国から26万5000人超のバイヤーの来場を見込むという、世界最大級の大型食品展示会です。
期間中、会場には世界中の革新的な新製品を紹介する「SIAL Inovation」(イノベーション)コーナーを設け、アジア、欧州を含む世界の最新の食トレンドを紹介します。このコーナーでは優秀賞に選ばれた商品の現物を展示紹介するので、商品開発の大きなヒントになります。
今回のSIALでは、世界的な「日本食人気」を背景に、多くの日本企業/団体の出展参加が予定されています。JETROもジャパンパビリオンを開設して「WASHOKU」(和食)をアピールします。日本の食が世界のバイヤーにどう評価されるのか、世界の食品関係者が日本の食に何を期待しているかを探る場としても貴重です。
■パリの食品流通視察(フランス)
パリ市内では、フランスを代表する大手スーパー「カルフール」、日本でも店舗を広げている冷凍食品専門店「ピカール」などのほか、商品ディスプレイに優れた老舗百貨店、高級食品小売店等を視察します。
また、店頭で気になる製品を購入し、キッチンで実際に調理して試食する機会を設ける予定です。ここ数年、弊社の欧州視察で毎回実施し、大好評の実践的な研修スタイルです。
【ロンドン 視察予定小売店】(イギリス)
ロンドンでは日本の食品市場でも注目されている冷凍食品専門チェーンとして、地元の「アイスランド」を視察します。また世界的な展開を進める大手スーパー「テスコ」や「ウェイトローズ」などの食品、デリカ売場なども視察します。
【その他】
ロンドンでは欧州、イギリスの食品・流通事情に詳しい識者による現地セミナーを企画しております。日本産食品の輸入概況やロンドンの消費トレンド、日本食レストランの最新事情などについて学ぶ機会となります。参加者のそれぞれの視察テーマをさらに掘り下げるため、自由行動時間も設けました。市内のラーメン、寿司、和食レストランの研究、和食弁当の実態、日本食材専門店などの視察機会にご利用ください。
※欧州ではコロナ禍からの経済回復、ウクライナ危機等の影響により各航空会社の便数が大幅に減少していることに加え、海外旅行需要の回復でホテル事情、フライト事情ともに非常にタイトな状態が続いております。宿泊先、航空会社から相当早めの予約手続きの完了を求められております。従って本視察セミナーでも参加申し込み締切が7月31日とかなり早くなっておりますこと、ご理解下さい。なお、諸事情により内容を一部変更することがあります。
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