●日本アクセスが中国で冷食訴求SIAL出展、会場最多の客集まる
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SIAL会場で最多の客を集めた 日本アクセスの出展 |
日本からも多くの食品関係者が視察に訪れたが、日本で唯一のSIAL公認ツアーを編成した水産タイムズ社は、日本からの視察団として最多の業界関係者30名で同展に参加し、世界の食品最先端情報を入手した。
日本からは農水省が「ジャパン・パビリオン」を初めて設け、19企業・組織が出展した。この中には中国の販売、流通をサポートする商社・コンサルタント会社の出展もかなりあり、冷食をはじめ、実際に商品提案した企業数はかなりの数になった。
ジャパン・パビリオンの隣には伊藤忠商事と日本アクセスが大きなスペースを割いて出展。中央ステージではプロの調理人が華やかな照明と音響をバックに調理実演。演出効果も加わり、今回のSIAL会場の中で一番多い立ち寄り客を集めた。
中国で拡販をめざす低温食品、業務用食材、酒類など様々な食品を展示したが、市販用冷食のパッケージも大量に示し、中国の関係者に強くアピールした。市販用冷食は日本から持ち込んだものに加え、マルハニチロ食品の弁当商材、アクリフーズのピザなど現地で生産した日系企業の商品も紹介した。
日本アクセスの高橋宏典低温食品部長は「中国のお客様に日本の冷凍食品を知っていただく上で、この展示会への出展は大きな意味と期待を込めている」と会場で語った。