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今週の一本

●“イクメン”も冷凍食品活用  高橋尚徳 (週刊冷食タイムス:10/10/19号)

浦野会長「ひと手間加えて」
日本冷凍食品協会イベント

トークを繰り広げる
左から滝村さん、杉浦さん、浦野会長
 (社)日本冷凍食品協会(浦野光人会長)は普及啓蒙イベント「冷凍食品の日×イクメン」を東京都中央区のロイヤルパークホテルで10月18日の「冷凍食品の日」に開催した。今年は家事・育児に積極的な男性「イクメン」(育児とメンズの造語)に焦点を当てた。トークショーと試食会を通じ、男性を含めた子育て中の家族を冷凍食品で応援する企画に消費者約200名を招待した。

“マイナス18度C”が保存料

 浦野会長はイベントの冒頭、次のように挨拶した。
 「日本冷凍食品協会は設立から40年以上になるが、活動の中心は冷凍食品をいかに理解してもらうかの1点に尽きる。今年のテーマ『意外とスゴイ、冷凍食品』をもう一度使う。意外とスゴイ点を4点ほど挙げたが『冷凍状態では細菌が活動できないので、衛生的』が意外に理解されていないことが調査結果でも分かっている。冷凍食品には保存料がたくさん使われているとよく誤解されるが、マイナス18度C以下という温度が保存料になるため、安心して使っていただきたい。また、中国産冷凍食品では過去5〜6年いろいろあったが、基本的には中国やタイでもハード・ソフト両面で日本と同様の管理をしている。世界と仲良くし、世界中のおいしい物を日本で食べるという思いを協会の認定マークに込めている」。
 
 トークショーのゲストは3歳の子を持つタレント杉浦太陽さんと、“パパ料理研究家”で(株)ビストロパパ代表取締役の滝村雅晴さん。「意外とスゴイ、冷凍食品」をテーマに、浦野会長と冷凍食品の魅力についてトークを繰り広げた。
 普段から冷凍食品をよく使うという杉浦さんは「保存が利く上、使いたい分だけ使えるので無駄がない」と機能性の高さを評価し、「コシがあってすぐ調理できるうどんが一番のお気に入り」とコメントした。
 滝村さんは「弁当を作る男性も増え、毎日作り続けなければならない普段の料理に冷凍食品は欠かせない」との認識を示した。
 「冷凍食品をそのまま使うのもいいが、ひと手間加えるだけで違ってくる。そこに男性の知恵を出してほしい」と浦野会長が締めた。

 試食会では、イクメンパパのためのブランチ、お手軽ホームパーティー、豪華家族ディナー、おもてなしデザートのコンセプトに分けて約20品のメニューを提供した。いずれも食材に冷凍食品を使い、ロイヤルパークホテルのシェフが調理した。
 「ゆで鶏のせ焼きおにぎり 出汁茶漬け」は冷凍焼きおにぎりにささみを乗せ、出汁に浸した、手軽なメニュー。杉浦さん自ら来場者にサーブした。

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