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今週の一本

●「水産復興」へエール  井出万寿男 (週刊水産タイムス:11/08/01号)

ジャパン・インターナショナル・シーフードショー

被災地や海外から続々出展

オープニングセレモニーで
挨拶する気仙沼の菅原市長。
震災復興への決意を語った
 第13回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー(主催・大日本水産会)が27〜29日、東京・有明の国際展示場(東京ビッグサイト)で開催された。東日本大震災の影響もあり、出展規模は前回を下回ったものの、宮城県、岩手県、福島県といった被災地からの出展もあり、会場は例年と変わらず熱のこもった展示・商談が行われた。
 今回のテーマは「応援しよう水産日本」。オープニングセレモニーは恒例のテープカットを中止。震災で犠牲となった人々への黙とうを捧げた後、気仙沼市の菅原茂市長が復興への決意を込めて挨拶した。
全蒲連は品評会の入賞製品などを紹介
 大日本水産会の白須敏朗会長は「未曾有の震災で開催を悩んだが、震災に負けてはいられないとの思いで踏み切った。全国から出展、来場をしていただき感謝している。シーフードショーが復興へのきっかけとなるよう、3日間のビジネスチャンスを生かしてほしい」と挨拶。菅原市長も「水産業の復活なくして地域の復興はありえない」と強調した。
 今回新たに設置された「震災被災水産業者支援コーナー」では青森、岩手、宮城、福島、茨城の各県から地域特産の水産品が出展されている。また、東日本の水産加工業者に原料を供給しようと、西日本の漁協や水産企業がこぞって出展。海外からの出展は過去最高の14カ国となった。各種セミナー(合計23セッション)や全国すし商連による「日本のすしコンクール」も併催。
 会場は節電対策として、冷凍・冷蔵ショーケースの冷気管理対策を徹底するとともに、開催期間中の照明を85%に抑えた。

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