●被災地復興急げ郡司農水大臣に要望 大水白須会長・全漁連服部会長 大日本水産会の白須敏朗会長とJF全漁連の服部郁弘会長は13日、郡司彰農水大臣(4日就任)を表敬訪問した。 東日本大震災からの復興について、白須会長は「4次にわたる補正予算などで被害総額の8割ぐらいをまかなえた。しかし、まだまだ漁船や加工施設、漁港の復旧が遅れている地域がある。被災地の水産業が復興しないと水産業全体の発展はない」と大臣に継続支援を求めた。 服部会長は「就任後、大臣が早速被災地を視察されたことに感謝したい。被災地の漁業者が立ち直るには時間がかかる。引き続き支援をお願いしたい」と訴えた。 郡司大臣は「船の建造が追い付かない、水揚げ地によって(魚が)売れる、売れないなど、深刻な問題が横たわっている。これらに対応していく。原発事故の影響は大きい。私も地元が茨城なので、放射性セシウムの自主規制などで苦労していることはよく知っている。いろんな人の声を聴いて、きめ細かな政策が必要だと認識している」と応じた。 |
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