●マルハニチロ、中核5社を統合来年4月、グループ統合の仕上げ マルハニチロホールディングスは、連結子会社のマルハニチロ水産、マルハニチロ食品、マルハニチロ畜産、マルハニチロマネジメントと、アクリフーズの5社を来年4月1日付で合併することを15日開催の取締役会で決めた。合併の方法や比率、合併後の概要などは未定。 マルハニチログループは平成19年10月1日のマルハグループ本社とニチロの経営統合以降、新たなグループ理念とグループビジョンのもとで、「統合効果の追求」「優良な食材の安定供給」「世界市場への挑戦」「CSR経営の徹底」などに取り組んできた。 統合の仕上げとして、同グループの中核事業会社5社の合併を実施する。同グループは「合併会社を中核として、グループの経営資源を戦略的に活用できる仕組みを構築し、その仕組みを通じて現状の事業の枠組みを超えた新たな展開を促進していくことにより、グループ全体の総合力のさらなる強化をめざす」と合併目的について説明している。 また、合併会社の資本の充実や管理コストの削減により、強靭な体質への転換と経営効率の改善を図ることにしている。 |
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