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今週の一本

●さかなの祭典 活発な商談  相模活 (週刊水産タイムス:13/08/26号)

第15回シーフードショー、
前回上回る出展で賑わう

 真夏の恒例行事、第15回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー(主催・一般社団法人大日本水産会)が21〜23日、東京・有明の東京ビッグサイトで盛大に開催された。今年は昨年を上回る出展で、701社・950小間。海外からは過去最高の16カ国3地域から約100社が出展。7000品目に及ぶ鮮魚・活魚、水産加工品、関連技術が一堂に会した。林芳正農水大臣も駆けつけた。

林農水大臣、水産物の輸出拡大に意欲

シーフードショーのブースを視察する
林農水大臣(中央)
 21日の開会式で、大日本水産会の白須敏朗会長は「農水大臣が開会式から出席したのは今回が初めて。水産物の消費拡大にかける熱い思いのたまものだ」と林大臣に謝辞を述べ、「消費者に魚をたくさん食べてもらうことで、水産業界を元気にしたい。シーフードショーがその橋渡しの場となりたい」と挨拶した。

 林大臣は「水産物の輸出額を1700億円(2012年)から2020年には3500億円に倍増させる」と述べ、そのためには「メード・イン・ジャパン」「メード・バイ・ジャパン」「メード・フロム・ジャパン」の3つの頭文字をとった「FBI」戦略がカギと強調した。

 「イン」は日本の水産物を輸出する。「バイ」は、刺し身や寿司といった日本の魚料理を世界に広げる。「フロム」は世界の料理に日本の水産物を使ってもらうことだという。この後、林大臣はマルハニチロ、日本水産、極洋、ニチモウ、日かつ漁協などのブースを見て回った。

 マルハニチロでは介護食品に興味を示し、私の「母親も(食品を)細かく切ったり柔らかくしないと食べられなくなった。これ(メディケア食品)だと食べやすくていい」と感心を寄せた。

 日本水産ではEPA(エイコサペンタエン酸)配合の健康食品を手に取り、「こういう形だ子供も食べてくれるだろう」と期待した。

全国の水産業者が終結、海外勢も

 大手水産、商社だけでなく、全国各地の水産加工業者や卸・問屋などが出展し、自慢の水産物や水産加工品を来場者にアピールした。

 海外勢も様々な提案を行った。ノルウェー水産物審議会(NSC)はノルウェー産サーモンとサバを使った幅広い商品展開を提案。アラスカシーフードマーケティング協会は米国のスーパーでの売場・商品づくりを再現し、需要喚起に向けた新しい提案をした。

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