●全蒲連、消費増税で「価格表示カルテル」「本体価格+税」に、対象は「水産ねり製品」
消費増税に伴い、価格表示を総額表示から「本体価格+税」と表示することが消費税転嫁対策特別措置法で認められたことを踏まえたもの。全蒲連では「税の適正な転嫁を推進し、業界としての社会的責任を果たす。全国の組合員が一致団結して取り組む」としている。 全蒲連では今回の動きについて「傘下組合員は中小企業者であり、消費者のニーズに応えるべく懸命に努力を重ねているが、消費税を適正に転嫁できなければ企業の死活問題になる」とし、各取引先にも本体価格を優先した表示への理解と協力を求めている。 全蒲連が届け出た価格表示カルテルの対象となる商品は「水産ねり製品」。カルテルの内容は、@個々の値札に税別価格を表示した上、「○○円(税別価格)」「○○円+税」など、消費税が別途課せられる旨を表示するA個々の値札には税別価格を表示した上、商品棚などの消費者の見やすい場所に「当店の値札は全て税別表示となっています」「消費税は別途いただきます」といった内容を表示するB価格交渉を行う際に、税別価格を提示する――の3点。 カルテルの実施期間は平成26年4月1日〜29年3月31日。 |
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