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今週の一本

●極洋、市販用冷食に本格参入  井出万寿男 (週刊水産タイムス:14/02/03号)

強みの“魚”で存在感示す

第一弾は「焼き魚」主体に

新製品を手にする
多田社長(左)と福井会長
 「グローバル戦略」「加工戦略」を掲げる極洋(東京・赤坂、多田久樹社長)が市販用冷凍食品の市場に本格参入する。4月1日付で家庭用冷凍食品部を新設するほか、宮城県塩釜市に建設中の冷食工場も平成27年5月には完成の運び。1月28日に東京・千代田区永田町のザ・キャピトルホテル東急で開いた春の新製品発表会では「銀さけの塩焼き」など同社初となる家庭用冷凍食品8品を披露。「今後は全温度帯で極洋の強みを発揮する。とりわけ焼き魚の圧倒的なおいしさを実感してほしい」(上居隆常務)と商品の完成度に自信を見せている。

手軽に食べられる真空包装

 注目された家庭用冷凍食品は、競争が激しい市販用冷食業界の中でも、極洋の存在感を際立たせる“魚”への強みを生かした商品が揃った。

 「銀さけの塩焼き」はチリ産ギンサケに塩味を付けて焼き上げたシンプルな一品。「さばの照焼き」はノルウェー産のサバを香ばしく照焼きにした。「さわらの旨み醤油焼き」は高級魚のサワラ(韓国産)に醤油だれをつけ焼き上げた。いずれも1枚ずつ真空包装してあり、時間を問わず、食べたい時に本格的な焼き魚を食べることができる。

 このほか、「アジのトマトソースかけ」は大型のニュージーランド産アジを切り身にし、薄い衣でソテー風に仕上げている。ラタトゥイユ風の野菜がたっぷり入ったトマトソースをかけた。「サーモンのチーズクリームソースかけ」は北海道産の秋鮭を薄い衣でソテー風に揚げた。クリームチーズとパルメザンチーズを使った独自配合のチーズソースがかかっている。

素材の良さを引き立てる味付け

得意の焼き魚などで業界に勝負をかける
 「さけメンチカツ」も北海道産の秋鮭を使用。中骨ごと高温高圧処理してから玉ネギなどと混ぜ、メンチカツに仕上げた。ソースはチャンチャン焼き風の味噌バター味。「白身魚と彩り野菜」はニュージーランド産のホキをフリッターにした。トマトケチャップをベースにした甘めのチリソースと、レモンを効かせた甘酢あんの2種類の味が1袋で楽しめる。「あじ天ぷら」もニュージーランド産の大型アジを天ぷらにし、ゆず風味甘酢あんをかけたさっぱり味。

 極洋は昨年、市販用食品の新ブランド“シーマルシェ”を立ち上げた。解凍せずにそのまま調理できる水産冷凍食品の新シリーズ“だんどり上手”も定着している。

 多田社長は今後の食品事業の展開について「国内生産の強化と、シリーズ商品のラインナップ強化に注力する。安全安心を第一に、お客様から信頼される商品を提供していく」と語っている。

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