冷凍食品(冷食)・冷凍野菜・お弁当の売上・取扱ランキング・ニュース

水産タイムズ社
トップページお問い合わせサイトマップ
今週の一本

●FOODEX、食の祭典賑わう  松田陽平 (週刊水産タイムス:14/03/10号)

水産コーナー充実、輸出も視野に

水産コーナーも
連日大勢の来場者でにぎわった
活魚空輸用のコンテナは注目を集めた
パンガシウスを使った「なまず蒲焼き」
 アジア最大級の食品・飲料専門展示会、FOODEX JAPAN(国際食品・飲料展)が千葉・幕張の幕張メッセで4〜7日開催された。過去最多となる世界80カ国・地域から食品・飲料関連企業・団体など約2800社(日本含む)が出展した。

 4日のオープニングセレモニーには米国のキャロライン・ケネディ駐日大使をはじめ出展国の駐日大使や業界団体の代表らが出席し、テープカットを行った。水産業界からは大日本水産会の白須敏朗会長が出席した。

 セレモニーでは主催者代表の山口範雄日本能率協会会長による開会あいさつに続き、吉川貴盛農林水産副大臣が「この展示会が世界と日本の食を結ぶかけ橋となり、各国の食文化の交流や食品産業の活性化につながることを願っている」と期待をこめて語った。

 国内出展ゾーンには約1000社が出展。「生鮮食材展」「輸入食品展」「Well−Food展」などカテゴリー別にブースを設けている。また、地方自治体・団体が地元の食材をPRする「全国食品博」には24道県の自治体・団体が出展した。

 生鮮食材展の「水産コーナー」もにぎわいを見せた。
 築地仲卸の山治は全国各地の鮮魚を並べたほか、共同出展したナカムラエアーエクスプレスが提供する日本初上陸の活魚・活貝空輸システムをアピールした。
 特殊なレギュレーターの付いたコンテナの中に巨大なタラバガニとサメを活きたまま展示し、来場者の注目を集めた。

 水産コーナーの特別企画展示「フィッシュマーケット」には大日本水産会や築地仲卸の鈴富グループ、アクアファーム長崎、カネリョウ海藻、メイプルフーズなどが出展。

 メイプルフーズはベトナム産パンガシウス(バサ)を原料にした「なまず蒲焼き」を紹介。試食をふるまいながらアピールした。

水産タイムス 冷食タイムス
(C) Copyright 2004-2015, Suisan Times Co., Ltd. All Rights Reserved.
当サイトに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。  お問い合わせ |サイトマップ著作権・記事使用・リンク・個人情報の保護などについて>>