●冷食協、功績者14名を表彰創設45周年を記念、幅広い分野から
冷凍食品産業功績者として表彰したのは次の各氏(敬称略、カッコ内は現在または直近の所属・役職) ▽垣添直也(元冷食協会長、前日本水産社長)▽浦野光人(前冷食協会長、ニチレイ相談役) ▽井上雅好(エム・シーシー食品執行役員商品本部長)▽井本俊治(ニップン冷食社長)▽内海辰郎(ハチカン社長) ▽小田勝也(元ニチロサンフーズ<現ヤヨイサンフーズ>社長)▽河合義雄(ニチレイフーズ顧問)▽川崎育造(クニヒロ社長) ▽越川宏昭(水産タイムズ社社長)▽小泉榮一郎((公社)日本冷凍空調学会参与)▽永沼博文(冷凍食品新聞社取締役会長) ▽中野勘治(三菱食品相談役)▽前田重春((一財)日本冷凍食品検査協会理事長)▽山本宏樹(元日本冷凍食品協会常務理事) いつまでも“フレッシュ”な気持ちで中野相談役が謝辞
「45年前は私が冷凍食品に関わり始めた年。私は中村博一という先駆者の薫陶を受けた。その中村さんが最初に示してくれた言葉は『冷凍食品の真髄は“フレッシュフローズンフード”だ』。この言葉は(初代冷食協会長の)木村鉱二郎大先輩が中村さんに授けた言葉でもあった。この言葉をどう訳すかによって、冷凍食品業界が発展するかしないか、あるいは企業間の差が出る。今朝、出がけに辞書を引いてみると、できたばかりの新鮮さ、斬新な、鮮やかな、清らかな、清々しい、元気な、生き生きとした、中には新米、未熟などと、いろいろな意味に訳すことができる。さて、皆さんはどのように訳すか。このことによってこれからも大きな差が出てくると思う。フレッシュフローズンフードこそ、我々が100年経っても踏まえねばならない、先駆者から示された大事な警句だと思う。 皆さんには、いつまでもフレッシュな気持ちで冷凍食品業界に携わっていただきたい」。 |
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