●全国漁港漁場大会を開催1200人が東京に集結夢の持てる水産業・漁村へ 第67回全国漁港漁場大会(主催=公益社団法人全国漁港漁場協会)が27日、東京・港区のメルパルクホールで開催され、全国から集った1200人の関係者が「漁港・漁場・漁村・海岸整備の促進を求める提言(案)」を採択した。礒崎陽輔農林水産副大臣をはじめ、多数の国会議員が駆け付けた。後援は東京都、東京都漁業協同組合連合会、東京都漁港漁場協会。協賛は全国漁港海岸防災協会。
全国漁港漁場協会の橋本牧会長は、今大会が現在の漁港漁場整備の基礎となる長期計画の見直しに着手する年度に開かれる意義を強調。「5年先、10年先の水産業や漁村の姿をどのように描き、課題をどう解決していくか。私たちの思いを次期長期計画に的確に盛り込んでいただきたい」と述べた。 また、「豊かな漁場を取り戻すことが最大の課題。適切な資源管理に加え、魚介類が生活する環境の改善を強力に推進すべき。日本の水産業が魅力ある産業として発展し、将来に希望を持てる豊かな漁村の実現に向けて一層の団結を」と呼び掛けた。 |
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