●台湾産冷凍枝豆、今年は増産へ日台懇談会で確認昨年の台風被害乗り越え
昨年の台湾は3回の台風で作物が多大な被害を受け、枝豆の原料の生産量も約7000t減少した。 劉理事長は「日本向けの輸出は様々な努力により1300tくらいしか減らさずに切り抜けた。何より、2016年は無事故で1年間を過ごすことができた。安全安心はなんとかうまくいっている」と評価した。 さらに、今後、地球温暖化による異常気象からは逃げられないとし、「もっと安定させるためには気候に合った品種、例えば暑さに強い品種を開発し、もし種まきが1カ月遅れても収穫できるように頑張る」と語った。 一方、昨年のほうれん草の対日輸出量は前年の1527tから昨年は910tと大幅な減少を見せた。 世界的に「EDAMAME」の認知が高まっていることもあり、枝豆は助成金などの政策により増産する方向にあるという。 今年の枝豆作付面積は春作が4500ha(昨年は春作4204ha、秋作3454ha)、ほうれん草は120ha(昨年は130ha)の予定で、製品数量換算では春作の枝豆が25000t、ほうれん草は1200tを見込んでいる。 |
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