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今週の一本

●1日も早く豊洲市場の「安全宣言」を  井出万寿男 (週刊水産タイムス:17/09/04号)

築地市場協会が都に要望

記者会見する伊藤会長(都庁)
 (一社)築地市場協会の伊藤裕康会長は8月30日、小池百合子東京都知事に豊洲新市場に関する風評被害の払拭と、1日も早い「安全宣言」を求めた。早山豊(仲卸)、泉未紀夫(青果)の副会長も同席した。

 小池知事の豊洲市場移転延期表明からちょうど1年。6月に「築地は守る、豊洲は活かす」との基本方針が示され、豊洲市場への移転に向けて一歩前進したようにも見えるが、豊洲市場の安全性を懸念する声は広がる一方。「豊洲の汚れた魚や野菜は食べられない」「魚を豊洲から仕入れる仲卸との取引は打ち切る」といった声が、消費者や買出し人から挙がっている。

 伊藤会長は「このような状況では、豊洲に移転したとしても、安心して商売にいそしむことはできない。突然の延期決定によってもたらされた影響への対策は東京都の責任であり、まさに知事の責任。風評被害を払拭するために、知事自らが先頭に立って行動してほしい」と強く求めた。

 豊洲市場土壌汚染対策専門家会議が安全性確保のための様々な対策を示し、小池知事が「豊洲は法律的、科学的には安全」と発言した後も、豊洲市場に対する風評は収まる様子はない。
 伊藤会長は「風評は感覚的、感情的、情緒的なもの。これを払拭するには、十分な法的、科学的説明ととともに、知事自身が都民に向かい、豊洲が安全であり、安心して利用できると安全宣言することにほかならない」と強調した。

 さらに最近、豊洲市場の施設の一部にカビが発生したことについて、伊藤会長は「突然の移転延期で、使用者のないまま長期間にわたって放置されたことが大きな要因。都の現場管理は極めて不十分であり、カビが発生したことで新たな風評被害を生むのではと懸念している」と述べ、徹底した除去作業と、今後の十分な衛生管理を強く要望した。

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