●都内で冷食の日イベント200名が「おいしい!」伊藤会長「身近な人に伝えて」
日本冷凍食品協会は「冷凍食品の日」の18日、東京水天宮のロイヤルパークホテルで消費者PRイベントを開いた。31回目。一般消費者211名を招待した。 伊藤滋会長は「冷凍食品は大変多くの種類があり、スーパーやコンビニの惣菜もほとんど冷凍食品。皆さんはきっと毎日食べている、そんな身近な商品」と説明するとともに「今日はおいしさと良さを実感していただき、できれば身近な人に伝えてほしい」と要望した。 イベントは2部制。1部はフレンチシェフの三國清三さんと、プロゴルファーの東尾理子さんのトークセッション。三國氏は1964年の東京五輪の選手村で、師匠に当たる帝国ホテルの村上信夫氏が冷凍食材を使い大成功を収めたことを紹介するとともに、自身が東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問を務めることから「2020年は100%冷食を使おうと委員会に提案するつもり」と語った。 東尾さんはホームフリージングを活用していることを披露したが、司会者が「家庭の冷凍と販売されている冷凍食品は全然違うもの」と、冷凍食品のよさを説明すると「知らなかった。勉強になった」と感心し、さらに三國シェフによる「急速凍結により栄養価が保たれる」などの説明に聞き入った。東尾さんが考案した冷凍のつくね串を使ったオムレツや冷凍ほうれん草を使ったスムージーの調理実演も行った。 第2部では冷食のアレンジメニュー19品を試食。参加者は「どれもすごくおいしい」と舌鼓を打った。 |
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