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今週の一本

●「物流高度化」の時代に対応  井出万寿男 (週刊水産タイムス:18/01/15号)

冷蔵倉庫業界が新年賀詞交歓会

 日本冷蔵倉庫協会、東京冷蔵倉庫協会は合同による新年賀詞交歓会を10日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで開いた。600人以上が出席し、活気あふれる新年のスタートなった。

600人以上が出席し、活気あふれる新年のスタート。東冷倉の織茂会長(右)が乾杯の音頭を取った

「働き方改革」進める

 日冷倉協の大谷邦夫会長(ニチレイ社長)は「昨年の冷蔵倉庫業界は概ね順調な業績だったが、業界を取り巻く事業環境は決して楽観できない。人手不足への対応や労働時間の適正管理、『働き方改革』への積極的な参画など、物流業界にとっての重要課題が山積している」と指摘。

 また、昨年7月に総合物流施策大綱の見直しが行われたことにも触れ、「物流の生産性向上に向けた6つの視点からの取り組みを推進する中で『革命的に変化する』との方針が示されている。物流関連業界にとっても、IoTによるビッグデータ収集やAI解析を活用した自動化技術の開発は、今後の競争力を左右する可能性を大いに秘めている。協会も物流サービスの高度化を的確にサポートできるよう活動していきたい」と述べた。

 国土交通省の重田雅史物流審議官は「冷蔵倉庫や低温物流は国民の食生活を支える重要な社会インフラだが、一方で人手不足といった深刻な課題に直面している。新たな総合物流施策大綱によるパワーアップした政策ツールを活用しながら物流生産性を進化させてほしい」と望んだ。

 東冷倉の織茂裕会長(東京団地冷蔵社長)は「慢性的な人手不足で様々な負のスパイラルに陥っている。コンテナがきても搬入する庫はあるのに作業する人がいないので再保管したとか笑えない話もある」と首都圏の現状を報告。トラックの待機問題についても「各事業所でそれぞれ工夫して対応しているが、冷蔵倉庫のキャパやバースの数が決まっているので、年末などの一時的な大量の物量への対応には限界があり苦慮している」とし、「今年は業界が一丸となってこの問題に本気度を見せる時。まずは働く環境の整備など、できることから一歩一歩着実に進めよう」と呼び掛け、高らかに乾杯の音頭を取った。

 中締めは日冷倉協の河合弘吉副会長(河合製氷冷蔵会長)が発声を務めた。

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