●イオン、台風被害の漁港再開でセール千葉「勝山・船形漁港」の鮮魚販売 イオンリテールは、台風15号で大きな被害を受けた千葉県鋸南町の勝山漁港や、館山市の船形漁港が再開したことを受け、2漁港に水揚げされた新鮮な魚を販売する「勝山・船形漁港セール」を千葉県習志野市のイオン津田沼店など県内6店舗で20日開始した。
「店舗に来店される多くのお客様へ漁業復活を発信するとともに、漁港の出荷支援につなげたい。一日も早く台風前の通常の姿に戻したい」と室井英男南関東カンパニー商品統括部長は強調した。 電気が復旧した勝山・船形漁港は18日に定置網漁の水揚げを再開。これらの鮮魚を順次、千葉県内の「イオン」「イオンスタイル」の店舗で販売していく。 勝山・船形漁港の魚を専用コーナーで販売しているイオン津田沼店は20日、前日に水揚げされた鮮度抜群の「いなだ」「黒むつ」「いさき」「ごま鯖」「太刀魚」「きびれ鯛」「めじな」「真あじ」を販売。いなだをその場で刺身にして試食販売を展開して新鮮さをアピールした。 丸物はウロコ・エラとり、内臓抜きや二枚・三枚おろしを無料でサービス。刺身や姿づくりも格安で調理する。 実施店舗はイオン津田沼店をはじめ、イオンマリンピア店、イオンスタイル木更津、イオン館山店、イオンスタイル君津、イオン富津店。水揚げ量によって、千葉の他店舗でも販売する。 「房総半島の海は、内房と外房があるが、特に内房の定置網は鮮度が自慢。新鮮でおいしい魚を味わっていただきたい」(室井部長)。イオンでは今後、外房も含め再開した漁港から順次、鮮魚を調達。漁港セールを開始していく方針。 |
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