●3003億円の満額確保を大水、来年度水産予算で重点要望 大日本水産会の白須敏朗会長は6日、江藤拓農水大臣を訪ね、令和2年度水産関係予算に関する重点事項を要望した。白須会長は「改革を効果的に進め、水産業の成長化を図るためにも、後ろ盾となる来年度予算で政府原案3003億円の満額確保をお願いしたい」と強く求めた。
来年は水産改革2年目。白須会長は構造改革の柱である「もうかる漁業」について「10年間で500隻の代船建造が必要だが、漁船を建造できる造船所が全国に10カ所しかなく、単年度中に造船契約を結ぶことが難しい」と指摘し、基金化などによる事業の安定的な継続を求めた。 |
||||||