●豊洲5街区に「江戸前場下町」オープン食で賑わい創出
同施設は、豊洲市場6街区の千客万来施設が運用開始するまでの暫定事業として、三井不動産が事業主、リクリエーションズ(東京都渋谷区、原田康弘CEO)が運営する。 三井不動産の北原義一副社長執行役員は「当社が事業者に選定されたのが昨年4月。自画自賛になるが、これだけのプロジェクトをたった10カ月で開業するのは初めて。小池知事の肝いり事業として、都の協力を得ながら進めてきた。3年間全力で走り、3年後にはやめるのを惜しまれるような施設に育てたい」とセレモニーであいさつした。 小池百合子知事は「(江戸前場下町の)21店舗が素晴らしい営業活動をすることで、豊洲市場と相まって相乗効果につながる。オリンピックを観に来る国内外のお客さんにも当施設で食を楽しんでほしい。『食』『賑わい』『東京2020大会』など、いくつかのスプリングボードを生かし、さらに東京都を発展させたい」と語った。 同施設は、10店舗の飲食店が並ぶフードホール棟「豊洲場下町」、佃煮やかつお節などの水産加工品や土産品など11の物販店舗が並ぶマルシェ棟「市場小路」、野外マルシェやイベントなどを行う多目的広場「江戸前広場」の3つのゾーンで構成されている。 開業セレモニー終了後、小池知事は山崎孝明江東区長、豊洲市場協会の伊藤裕康会長らと施設内の店舗を視察した。 |
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