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今週の一本

●「日本開運魚」大規模販促  松田陽平 (週刊水産タイムス:20/07/06号)

香港に活路、JFOODOが来年2月まで展開

6月の寿司チェーンでのキャンペーンを
SNSで告知した(上)、下はブリ(油甘魚)のポスター
 日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は新型コロナウイルスの影響から回復に向かいつつある香港で、日本産ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイの消費拡大を目的とした大規模なプロモーションを7月から来年2月まで展開している。JFOODOは、縁起を重んじて中秋節や春節の時期に魚を食べる習慣がある香港で、日本産ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイをそれぞれ“順風満帆”“立身出世”“長寿富貴”の幸運をもたらす「日本開運魚」とブランディングして積極的にプロモーションしている。
 7月からは広告・広報に加え、現地の外食・小売店約300店舗で日本開運魚のPOPツール掲出によるセールスプロモーションとデジタルメディア広告などを展開する予定。
 9〜10月の中秋節(10月1日)前後と来年1〜2月の春節(2月12日)前後には大規模な屋外広告や著名人を起用した情報発信なども行う計画。
 コロナウイルスの影響から回復基調にある中、香港の大手寿司チェーン「Sushi Express」(爭鮮迴轉壽司)の26店舗で6月18〜21日、いち早くキャンペーンを実施した。
 JFOODOオリジナルの開運魚キャラクター「開運福将」を描いた開運箸を来店客に配布し、好評を得たという。
 7月には同チェーンの持ち帰り寿司専門店約50店舗でも同様のキャンペーンを行う予定。

台湾でも開始予定

 JFOODOは「今後も香港での様々なプロモーションを通じて、日本産水産物への理解浸透を図り、輸出を後押しする」としている。台湾でも8月以降、日本開運魚のプロモーションを展開する予定。

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