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●テーブルマーク、自社3工場を閉鎖
去石誠一
(週刊冷食タイムス:21/02/16号)
機能変更や外部への生産委託も
テーブルマークは持続的成長の実現に向け2017年以降取り組んでいる生産体制再編の一環として、一部自社生産品群の見直しとラインの統廃合を実施する。これに伴い一部工場を閉鎖、機能変更を行う。
火災のサンバーグ操業停止
閉鎖するのは香川県の同社本社工場(観音寺市)、多度津工場(仲多度郡多度津町)、善通寺工場(善通寺市)。今年10月末で閉鎖する。閉鎖3工場の生産機能は、主に香川県内の自社工場へ移管する。 閉鎖する3工場は、1966〜74年にかけて稼働し、50年前後を経ている。従業員数は本社工場158名、多度津工場49名、善通寺工場69名、計276名。いずれも21年2月1日現在、契約・派遣社員含む。 一方、次の3工場は機能変更する。 テーブルマーク山本工場(香川県三豊市)の第一工場を冷凍米飯の基幹工場と位置づけ、第二工場で生産する「そば」は外部へ生産委託する。第二工場は22年3月末で操業停止する。今春、家庭用と業務用に発売した新商品「石臼挽き信州そば」は信越明星で製造している。 一品香食品(福岡県糟屋郡久山町)の2棟ある建屋のうち中華工場を建替。新建屋は22年4月から稼働を開始。冷凍うどんの生産機能を追加し、冷凍中華品については、新建屋での生産と外部への生産委託により、商品供給を継続する。 サンバーグ(茨城県猿島郡境町)は第二工場で生産する焼成冷凍パンを主要生産品目とし、第一工場で生産してきた一部冷凍ハンバーグを外部へ生産委託する。サンバーグ第一工場は、1月5日に発生した火災による生産設備への損傷が激しいことから、復旧せずに操業を停止する。 一部工場の閉鎖、機能変更に伴い、同社グループ他工場へ従業員の配置転換を進めるとともに、一部従業員を対象に希望退職募集、再就職支援等を実施する。
工場火災の再発防止策発表
同社は1月5日19時20分頃に発生した同社製造子会社サンバーグの第一工場の火災について、推定される原因と再発防止策を9日発表した。 原因については「ハンバーグ製造ラインの焼成機において、何らかの理由で、油脂炭化物に引火し、火災となったものと考えている」と説明し、「改めて設備の整備を強化のうえ、再発防止に向けマニュアル等へ反映し、従業員への教育を行っていく」と再発防止策を示した。
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