●冷食協の広報事業 業務用の需要回復も外食・産業給食にもPR強化 (一社)日本冷凍食品協会は今年度の広報事業で、一般消費者だけでなく、厳しい経営環境にある業務用の需要回復に向けて活動を強化する。これまでの学校給食、医療・介護関係に加え、一般外食、産業給食関係にも対象を広げてPR活動を強化する。東京丸の内の東京會舘で18日開催した通常総会で報告した。
一般消費者を対象にした「冷凍食品の日PRイベント」は10月17日(仮)都内で開催する。著名人をゲストに招いたトークショーと、冷凍食品を使った試食会の2部構成を予定。 冷凍食品月間の10月に農水省「消費者の部屋」で冷凍食品の展示を今年も実施する方向で調整する。 新たに産業給食・一般外食関係を対象に、関係団体と共催でセミナーの開催を検討する。 学校給食、医療・介護関係にはこれまでと同様、講演や試食会、専門家によるセミナーなどを通じて冷凍食品の良さをアピールする。 過去2回開催してきた展示会「冷食JAPAN」は今年度実施しない。 認定工場の品質 管理水準が向上 認定工場の品質管理水準が向上したため、指導対象となる2年・3年工場が減少し、前年度末時点で23工場と全体の約7%にまで減少した。これらの工場に対し、改善実施計画を作成し、より具体的な改善ができる指導的な検査を実施する。 総会少数で開催 総会は事前に委任状による参加を呼びかけ、理事会社を中心に25名の少数で開催した。 会員424社に 昨年度は準会員として(株)佐藤食肉(新潟)、(株)大倉(愛媛)、賛助会員として協栄産業(株)(東京)の計3社が新規加入し、14社が退会したため、昨年度末時点の会員数は11社減の424社。 |
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