●会員とともに前進する一年に冷蔵倉庫業界が賀詞交歓会
日冷倉協の池見賢会長(マルハニチロ社長)は「冷蔵倉庫業界を取り巻く事業環境は決して楽観できない。特に電気料金をはじめとして、人手不足への対応や労働時間の適正管理、さらには脱フロンやCO2排出削減、災害対策などの重要課題が山積している。今年もこうした問題に取り組みつつ、会員事業者の皆様とともに前進する1年にしたい」と挨拶した。さらに今年が日冷倉協にとって創立50周年の節目であるため、10月12日に記念行事を予定していることも付け加えた。 来賓を代表して自民党物流倉庫振興推進議員連盟の盛山正仁衆院議員は「食のコールドチェーンを支える冷蔵倉庫業界の皆様のご健勝を祈る」と挨拶。国土交通省の鶴田浩久大臣官房公共交通・物流政策審議官も「業界が直面する課題に様々な施策でバックアップしたい」とエールを送った。 東冷倉の藤本健次郎会長(東京水産ターミナル社長)は「東冷倉も6月に創立50周年。様々な課題を乗り越え、協会の使命を果たしていきたい」と挨拶し、声高らかに乾杯の音頭をとった。久しぶりの再会で和やかな懇談が続いた後、日冷倉協の田中一範副会長(田中倉庫運輸社長)の発声により中締めした。 |
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