冷凍食品(冷食)・冷凍野菜・お弁当の売上・取扱ランキング・ニュース
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●昨年の冷食生産量前年並み
御調陽光
(週刊冷食タイムス:23/04/25号)
値上げで生産金額過去最高に
(一社)日本冷凍食品協会が21日公表した2022年(1〜12月)の国内冷凍食品の生産数量は家庭用・業務用ともにほぼ横ばいで推移し、0.7%増159万8808tと前年並みを維持した。過去最多だった17年の160万tと同水準。金額(工場出荷額)は4.0%増7639億円と過去最高値となった。数量の伸び率に対して金額の伸び率が高く、値上げの影響がうかがえる。
家庭用が業務用上回る傾向続く
家庭用は前年に引き続き、数量・金額ともに過去最高を更新し、業務用との構成比率をわずかに上回る傾向が継続している。 業務用は数量が0.6%増79万3812t、金額が4.4%増3578億円。金額ベースで比較した際の構成比を前年よりわずかに高めた。 家庭用は数量が0.8%増80万4996tと8年連続で伸長、金額が3.7%増4061億円。 木村均専務理事は「業務用はもう少し伸びると予想していたがコロナの影響が残り、十分に回復していない。外国人観光客の増加などを見ていると今年はまだまだ伸びる。家庭用はテレワークが減ってきているなかでも定着しており、外食への流入が起きても、これからの高齢化や単身世帯の増加などを加味すると大幅に減ることはない」と総括した。 大分類の品目別生産量のうち水産は5.5%減と減少に転じ、農産は0.2%減と前年より減少幅を抑えた。 国内生産の大半を占める調理食品は0.9%増とやや伸長した。
ギョウザが炒飯抜いて初の3位
小分類の品目別生産量の順位のうちギョウザが炒飯を追い抜き、4位から初の3位に上昇した。新工場の稼働開始がギョウザの順位を押し上げた一方で、炒飯ではPB生産品目等でピラフに切り替える動きなどが起きたことが主な要因と協会は分析している。 ほかにもパスタが7位から5位へ、洋菓子が14位から13位へ順位を上げた。1位のうどん、2位のコロッケに変動は起きなかった。 小分類で大きく増加したのは春巻き、ギョウザ、パスタ、うどん。 一方でカツ、畜産物、エビ類の順でそれぞれ大きく減少した。 会員37社を対象とした調理冷凍食品の輸入量は1.1%減23万3578tと3年連続で減少、金額ベースでは3.8%増1603億円と3年ぶりに増加した。円安が金額を押し上げ、現地工場での人手不足や国内生産への切り替えが輸入量に影響した。 輸入数量のうち大半を占める中国は前年並み、タイが2.9%減、ベトナムが0.9%減とやや減少した。金額はいずれも増加した。
国内消費量は3%増過去最多に
国内生産量(159万8808t)と冷凍野菜輸入量(114万9097t)、調理冷凍食品輸入量(23万3578t)を合計した「国内消費量」は3.0%増298万1483tと2年連続で増加、過去最多となった。金額は10.5%増1兆2065億円と大幅に増加した。 国内消費量を総人口の1億2494万7千人で割った国民1人あたりの年間消費量は23.9kgと0.8kg増加した。 国内消費量と国民1人あたりの消費量はどちらも過去最高を達成した。 調理冷食の輸入については会員社のみを対象に調査していることから協会は実際の国内消費量はさらに上回ると見解を示している。
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\ 13,200(税込み) |
\ 4,400(税込み)
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\ 2,750(税込み)
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\ 2,640(税込み)
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