●ハンバーグは最高グレードニチレイフーズ秋の新商品 手作りからの代替めざす
「本格肉肉ハンバーグ110」は原料肉を牛肉7、豚肩肉3の割合で使用。ハンバーグ用の牛肉はこれまでの牧草で育てた豪州産から、穀物で育てた米国産に変更。上質な脂身を加えた。厚めの成型による肉感と、肉汁を閉じ込めることで得られるジューシー感、最適な塩練時間でほぐれ感をそれぞれ実現した。赤ワインとオニオンソテーを加え、自然な甘味とコクを出した。調理は電子レンジかオーブン、蒸し。 チキンは高付加価値タイプの「肉厚ジューシーフライドチキン80」。若鶏もも肉のドラム部位のみを使用した骨なしタイプ。肉厚の食感とサクサクした衣、10種のスパイス&ハーブによるスパイス感が特徴。し好性と品質調査、理化学分析を組み合わせて生活者がおいしいと感じるフライチキンをめざした。クリスマスなどイベントに合わせて提案し、売価アップをねらう。タイのGFPTニチレイで生産する。 ごろっとチャーハン焼豚4倍に 米飯は「焼豚ごろっとチャーハン」(900g)を新発売する。今年4月に稼働開始したキューレイ(福岡県)の米飯新工場で生産するため、新たに大きくカットした自家製焼豚が使用できるようになった。焼豚の量は従来品比で4倍。これまで通り、炒飯に適した米を、鉄鍋を使って直火で炒める。 生パスタで初の冷蔵販売品開発 「シェフズスペシャリテ」シリーズで新発売する東京日本橋の三代目たいめいけん茂出木浩司シェフが監修した「ボロネーゼ」と「極太ナポリタン」は冷蔵販売を想定している。 家庭用はトレー入りの個食拡充
「三ツ星プレート」シリーズは「デミグラスハンバーグ&ナポリタン」と「チキンステーキ&クリームパスタ」、「チキン南蛮&ボロネーゼ」の3品。ハンバーグは関西工場、チキン加工品はタイのスラポンニチレイフーズといずれも高い知見を持つ工場でおかずを生産し、山形工場で生産した生パスタと合わせた。トレー入り、各300g。 五目あんかけ焼そばは麺の香ばしさが売り。片面のみをしっかり焼くことで香ばしさとほぐれやすさを両立させ、電子レンジ調理後に焼いた風味が広がる設計。 あんには白菜、たけのこ、豚肉、にんじん、チンゲン菜、きくらげをたっぷり使った。麺とあんを別々にした2段トレーで、355g入り。皿は不要。山形工場で生産する。 キューレイ新工場で「高菜炒飯」 米飯は「国産素材の高菜炒飯」(430g)を西日本限定で発売する。今年4月に稼働開始したばかりのキューレイ(福岡県)の新工場で生産する。具材の高菜漬けは九州産。新工場ではこれまでより大きい具材が使えるため、高菜を大きくカットしてごま油でていねいに炒めている。主要原料はすべて国産。 |
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