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●マルハニチロ 北米で冷食事業始動
去石誠一
(週刊冷食タイムス:23/09/12号)
新アジアンフード4品発売
| 日本式「Ramen Stir Fry」 (ガーリック塩焼きそば) | |
マルハニチロは北米で冷凍食品事業をスタートした。昨年3月に出資した米国ニュージャージー州のファブレス(自社工場を持たない)メーカー、ワッフルワッフル社と家庭用冷凍食品の新ブランド“LAUGHING TIGER(ラッフィングタイガー)”を立ち上げて、新しいアジアンフード4品を全米で先月28日発売した。
ソースを混ぜてフライパン調理/595g、2〜3人前
発売したのは日本式「Ramen Stir Fry」(ガーリック塩焼きそば)、韓国式「Bulgogi Beef Stir Fry」(プルコギ)、タイ式「Drunken Noodles」(ドランケンヌードル=オイスターソースの米粉麺)、同「Green Curry Sauced Chicken」(グリーンカレー)。いずれも添付したソースを混ぜてフライパン調理する。 すべて2〜3人前の595g。先行発売しているウォルマートの店頭価格は9.27ドル(約1400円)。
ミレニアル世代らがターゲット
主なターゲットはPrimary(ミレニアル世代)、Secondary(食の探究者、アーリーアダプター、冷凍食品愛好家)。現地のアジア人に限らず、幅広い層に提案していく。 同社からワッフルワッフル社に開発と営業要員を2名派遣しており、両社共同で商品開発を進めてきた。生産は現地の委託工場。
小売店に対して新規顧客を誘導
今後、小売店に対して新規顧客のアジアンセレクションへの誘導、生産者と消費者の双方向の品質レビューや商品改良を継続して実施していく。またソーシャルメディアを活用した調理説明・食べ方提案、啓蒙活動、懸賞キャンペーンを展開する。 米国の冷凍食品市場は過去数年にわたり4%増程度の堅調な伸長を続けており「後発の当社は現地の有望メーカーと組んで、これまでにはなかった新しいアジアンフードマーケットを開拓していく」(マルハニチロ)方針を掲げている。 マルハニチロのワッフル社への出資比率は20%。ワッフル社の売上高は非公開としている。
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